国内ボウリング市場でちょっとしたブームの気配がしてきたPBAオイルパターン
PBA公認ボウリング場でなければ使えないオイルパターン故に今まで極限られたボウリング場でしかお目にかかれなかった代物、リージョナルツアーは関東中心だし……
試したいけど試せないってボウラーは多かった事でしょう
ところが今年に入り全国的にお試しできる環境がガシガシ進んでいる模様、リージョナルに出場せずとも投げられる環境整備が進行中です
儲かってるなJBP!
このPBAパターン、特徴や攻め方の情報無しで挑んでも高確率で激凹みして帰ってくる事必須の難易度が高い代物
更にこのPBAパターンの一部は年毎に仕様が変わると言う過去の経験が通じなくなる事もありえると言うドSっぷり
緊急特集としてこのPBAパターン2016年版の特徴と攻略方法を8パターン分公開していきます
CHAMELEON BEAR BADGER WOLF CHEETAHVIPER SHARK SCORPION
PBA Tour Bear
2015年-2016年のベアパターンはフラットなコンディションから一転リバースオイルでインサイドにオイルを追加。
5枚よりインサイドにリバースオイルが入っているパターンだが、PBAパターンで一番平坦なコンディション、オイル量も少なめで、投球に応じてどんどんレーンが変化していきます。
フラットな遺伝子を伝承したベア。初めはロー~ミディアムスコアと苦しい展開が予想されます。
攻め方は複数あるが回転数や同じBOXの選手の投球により、変化する厄介なコンディション。
最も正確な投球が必要とされるコンディションで頂点をつかむことができるか!?
和義からポイント
オイルは端から端までほぼフラット(横方向にオイルの厚みの差が無い)です
投げ始めは全く幅を感じない難解なコンディションで、キャリーダウンやオイルが削れてくるまでひらすら我慢が必要です
ライン的には40ftで9枚辺りを通過するようなライン取りをすれば怪我が少ないと言われていますが、ちょっとしたミスがど厚めやノーヘッドになるので歯を食いしばって我慢しておきましょう
コンディションの変化に伴い、ほんの少しだけ幅が出てくるのでそこが打つチャンスです!
使えそうなボール
ボール選びの基準:
40ftのオイルパターンで、オイル量もそこそこなのでキャリーダウンしたとしても少しづつ削れてきます
先の動きを安定させるために動きが読みやすいボールをチョイスすることをお勧めします
高回転ボウラー:
低回転ボウラー:
上手い人の攻め方
- ボウラー:トミー・ジョーンズ、ブラッド・アンジェロ、ジェイソン・ベルモンテ、ビル・オニール、ノーム・デューク
- 性別:男
- タイプ:高回転
- 世界トップクラスのボウラーと言えど高頻度でノーヘッドしたり、裏まで行っちゃったりしてます
- ただ共通しているのは40ftで9枚前後が当たりめがけるのが正解のようで、ボールもおとなし目のボールをチョイスしている選手が目立ちます
- 投球の幅が無く簡単なオイルパターンではないですが、何が何でもヘッドピンに絡めてスペアチャンスを作ることが重要
- オイルが削れてくると少しだけ幅を感じられますのでそれまでは堪えるべし!
その道の方から
レンコン酒井
入射角度を出せる選手は、まっすぐ投げる選手よりもストライクの幅を若干感じられますが、ミスショットした時のリスクは大きくなります
オイル量はそんなに多くないので、早めに削れ出しますからそれまでは冒険せずにポケットへ当てることを最優先にしましょう
ボールは先が暴れない方がイメージは取りやすいと思います
注意:板の材質・種類、メンテマシンの種類・状態、使用するオイルによって同じパターンでも全く別世界に感じてしまうパターンもあります
その他のパターン