えっマジ解禁したの？PBAリージョナルツアーJPBA会員参加OK？ - NAGEYO（ナゲヨ）打てる気がするボウリング webマガジン

■今年も無事開催中のPBAリージョナル

早いものでもう4年目、アメリカPBA・アメリカPWBAが主催しフォースコリーでおなじみDHCのスポンサードの元、誰でも出てOKを歌って上陸した大会

しかし大会側が「誰でも出て良い」って言ってるにも関わらず規定がどうのとかでJPBA会員は出る事が出来ないと言うおかしな状態

かと思いきや

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一番賞金額がでっかい毎年開催分ラストを飾るインビテーショナルは参加OKになったりオイオイ規定どこ行っちゃった？な事になったり

参加する側からしたらJPBA会員が出ない事で一定レベル以上の人がわんさか出ない事が明確になりアマチュア参加者の現金お持ち帰りできる率が比較的上がって嬉しい事この上ないと言う意見もちらほらだったり

そんなDHC・PBAリージョナルツアーを運営しているジャパンボウリングプロモーション（以下JBP）が7月28日になろうかと言う 27日23:09にFBへポストしたのが↓

DHC カップ PBA ミックスダブルス・オープン

ミックスダブルスなんだー

って

おいおいおい

なんですって？

DHC カップ PBA ミックスダブルス・オープン

マジっすか！

規定を盾にあれだけ突っぱねてたはずのJPBA会員出場OK

これはこれは久々のBIGニュースではありませんか！

ただ・・・ポストされている時間を考えると一瞬JBPの担当者さんが飲んでる勢いで夢語ってしまった可能性も否めない・・・

JPBAサイトを確認すれどもそれらしき物は予想通り何も無し

・

解らなければ聞くのが一番！本件についてJBP、JPBA共に問合せを敢行

ジャパンボウリングプロモーション編

速攻返答頂いたのはJBP社、返信の速度を考えると飲んだ勢いではなさそうです

N：
FB出てたのって本当ですか？規約を盾にずっと断られてましたよね？
JBP：
詳細は分かりませんが、理事会で「協力」って形で参加ＯＫになったみたいです（会長・副会長からＴＥＬ頂きました）
N：
今年の残り全部と来年以降継続する場合も同様にOKなのですか？
JBP：
いや、ニュアンス的には全部ＯＫの返事はもらっていません。
N：
JPBAの話と逸れるのですが、ついでに質問です
ダブルスの場合賞金の受取はどういう感じなのでしょう？代表者へまとめてとか？
JBP：
半分づつの支払いです。
N：
確かJBC会員は手数料引かれてましたけど一般＋JBCペアだったとして賞金圏だった場合、ペアとしての賞金額から引かれて半分づつですか？
それとも半分づつしてから対象の人は手数料引かれるのですか？
JBP：
JBC賞金規定が今年廃止されたので、ナショナル以外は全員源泉後の支払いになります。
どこの団体も手数料は抜かれません。
N：
最後にリージョナルへのJPBA会員の参加は開催当初から御社が求めてた大きな1つだと思いますが今回実現した事に対しコメントをお願いします
JBP：
全団体参加が弊社の思いだったので、その思い実現に近づいた気がします。
ボウラーが団体の垣根を超え、同じ大会で投げ合う。
これがＰＢＡリージョナルの理想です。

いやはや、JPBA参加OKはマジ話だったようです

さらにビックリしたのがJBCの手数料廃止

正直このJBC手数料に関しては意味がわからなかった事の1つ

参加費が割引なってるのは解るが、それだけで獲得賞金の%持って行かれるって事にどうも腑に落ちなかった年会費払ってるし

会員だってだけで自動的に手数料引かれる対象になっちゃうのはちょっと・・・ね

大会開催前にその大会で使用するパターンの参加任意の練習会開催や攻略情報など会員へサービスとして行ってたりするならまだ納得行くけど、何も無しな上に開催時に大会開催情報を掲載している訳でもないと言う中で手数料引かれるのは・・・・

廃止されてよかった！

日本プロボウリング協会編

数日置いてこちらからも回答が

N：
JBP社のFBに9月のリージョナルミックスダブルスに関し「JPBA所属の選手も出場可能です！」との表記がありましたが御協会側が規約で決まってたとする現金賞金への会員出場NGの規約を曲げて許可した為エントリーOKとなったと言う事でしょうか？それとも特別措置的な事なのでしょうか？
N：
仮に規約を変更したのであれば、本年の残り全てJPBA会員はリージョナルへの出場OKになったのでしょうか？また以後リージョナルが続いた場合も同様に出場OKなのでしょうか？
N：
本日段階でJPBAサイトにはこの件に関して何もアナウンスが出ていませんが、御協会から会員へ公式アナウンスは行われたのでしょうか？もしくはこれからアナウンスするのでしょうか？
N：
リージョナルへのJPBA会員の参加はJBP社が開催当初から切望してた事の1つなのですが、ラウンドワンの撤退等大きな大会が減った中で年間通して回数もあるリージョナルへ御協会会員が出られる事はとても会員メリットとなると思いますこの辺についてご意見をお聞かせください
JPBA：
プロボウリング協会を始め、ボウリング業界全体においてアマチュアの賞金に関しての議論がなされてきました。
プロ協会といたしましては今までこの問題に関して協会内部の規約に基づき、ご提案をいただきました関係各所に関しまして適切に対応してまいりました。
2017年3月にプロ協会の新執行部となり、新たな意思の元、プロ協会の改革を進めるべく今日まで進んでまいりました。
先日行われました臨時理事会でも数多くの意見が出された中で、現ボウリング業界の全体の流れ、そして今後のプロ協会の歩むべく道について1つの決断がございました。
結果として（株）ジャパンボウリングプロモーション様から頂きました協力依頼書を受理する形となりました。
（臨時理事会では他の議題も議論されましたが、本件とは無関係ですので省略いたします）
この背景にはプロ協会の抱える問題、プロ選手の意向、業界として前進などがございました。
当然のことながら、規約等がございます関係ですぐに全ての条項を満たすことはできませんが、今後問題となりうるであろうアマチュア賞金問題を含め解決の糸口を見つけるべく今回は『協力』と言う立場で認める運びとなりました。
時代背景に応じた対応を今後も新執行部として取り組んでまいる所存でございます。
何卒、ご理解いただきますようお願い申し上げます。

問合せた各項について個別の回答でなく一括りな回答でひっくり返りそうになりましたが

ここで更に突っ込むと本記事公開が遅くなるのでこの文面から編集部的解釈で汲み取ると

↓↓

「JPBAは今新体制になって時代に沿ってないであろう事は是正して色々柔軟に取り組むよ、ただ規約って物が存在する以上それに沿わなければならないのも事実でこの規約等を改正するには時間も必要だから一気には無理なんだ

その辺は汲んでおくれよ

今回リージョナルツアーにJPBA会員が出場OKになったのはこの決意の現れね」

こんな感じでしょうか？

的を正確に射抜いてない回答ではあるが正直以前とはだいぶ違った雰囲気が感じられる回答と対応で現新体制のJPBAの今後の取り組みに期待しちゃう気になりました

シャーアズナブル風に言うなれば

「見せて貰おうか新体制JPBAの新たな意思とやらを！」

です。

JBP社曰く9月のDHCカップPBA ミックスダブルス・オープン以後の開催分に関しては引き続きJPBA会員の参加ができるかは未定のようですが、今回のJPBAからの回答を見る限りだと引き続き解禁となり、来年以降リージョナルツアーが開催される場合は初戦分からOKな完全解禁となり本当の「誰でも出られる大会」になっていきそうですね

※2017年11月24日　JPBA会員のリージョナルツアー全開催分への出場OKが決定確認済