皆さん玉はどこで買ってますかー
一昔前まではボウリング場やショップで買うこと以外選択肢はなかったですが
近年はネットショップも多くありますしメルカリやヤフオクなども含めると購入先は増えましたね
ボウリングメーカーもボールの軌道動画をホームページやSNSで公開しているので専門的な知識が無くても、わかるように解説がされていたり軌道イメージを視覚化して作られています
こんな動きの玉が良いなー
今使ってる玉より動きそうだなー
先まで走りそうじゃん!
こんな感じで動画見ながら、あーでもないこーでもないって時間が楽しいんですよね
ある程度目星がついたところでボールを購入しようとするわけです
ここでネットショップで購入するボウラー達はお気に入りのショップを開いて目的のボールのページまで行って重さを選択します
例
↓
14lbs2oz TOP3.0oz PIN2-1/4 MB➡1/2
15lbs3oz TOP3.5oz PIN2-1/2 MB➡1/4
15lbs4oz TOP2.5oz PIN3-1/8 MB⇦1-1/2
15lbs4oz TOP3.8oz PIN2-3/4 MB➡3/8
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(゜ロ゜)
なんの数字かわからない!!
専門的な数字っぽいし「重さなの?」「長さなの?」「何が違うの?」って思ってしまい躊躇してしまいますよね
そんなわけでこの男に説明してもらいましょう
ドリル歴25年超えたくらいの
芦川和義
一番左の数字 重さ
どこのショップを見ても大体最初に書いてあるのがボールの重さです
当然ポンド表示ですので15ポンド3オンスとか15p3ozとか15lbs3ozって表記されています
ちなみに1ポンドは453.59グラム
そして1オンスは28.34グラム
さらに16オンス=1ポンドです
15ポンド×453.59グラム=6803.85グラム
3オンス×28.34グラム=85.02グラム
これを合計すると6888.87グラム(約6.9㎏)
ちなみにドリルすると2~4オンスくらい軽くなります
実際にボールの箱を見てみますとここに書いてあります
左から2番目の数字 トップウェイト
2番目に書いてある数字これもほとんどのショップがトップウェイトを明記してあります
トップウェイトって言うのはボールの天と地の重さの差のことです
CGと呼ばれるマークを天としてその真裏を地とします
この重さの差をトップウェイトと言います
CGはピンマーク周辺に刻印がされていたり、針で突いたような印がつけられています
何でそんなのがあるのかと言いますと、穴を掘ると天の方だけ重さが軽くなってしまうので、ドリルされて軽くなることを見越して若干重く作られています
だいたい2オンス~4オンスくらいが多いですね
昔はトップウェイトが重いほうが走るとか言われる時代もありましたが、現在は表面素材やコアの影響力が高まったので神経質にならないでも大丈夫な数値です
箱にはこう書いてあります
左から3番目の数字 ピンからCGまでの距離
この数字はコアの頭に付いているピンマークから上記で説明したCGまでの距離を明記してあります
ここの距離ね
遠いのや近いのもある
重なってるやつもあるよ
ドリルしたいレイアウトによってピンマークとCG
離れているほうが良いのか?
近いほうが良いのか?
これはドリラーと相談してください
ただし2020年の8月からJBCは3バランスのルール改定に行うとのことです
(他の団体の情報は現在のところ入手できていない)
今まではボールのグリップセンターからみて前後左右の重さの差が1オンス未満だったものが3オンスに変更となります
※このあたりの詳しい内容は別の記事で紹介します
いままでは前後左右の重さの差を1オンス以内におさめたかったのでピンマークとCGの距離を気にしていましたが、前後左右の差が3オンスになるのなら全く気にしなくて大丈夫になりますね
箱にはこう書いてあります
一番最後の数字 マスバイアスの位置
これはマスバイアス(非対称コア)のボールにのみ明記されていてピンマークを上にしてみた時のマスバイアスマークの左右のズレ方を明記しています
このマークのズレ方です
これもレイアウトする際にドリラーと相談してください
大まかに言うと
右投げのボウラーは【直線~くの字】
左投げのボウラーは【直線~逆くの字】
ドリラー的にはコレがレイアウトしやすくてありがたいです
とは言え、これも3バランス規定の変更に伴い、ほぼ関係なくなっていきそうです
ほとんどのボールはほぼ直線です
まとめ
同じ銘柄のボールでも個体差がありますので、どのボールを選ぶかは可能ならドリラーに相談してくださいね
そしてボールを購入したら
Drill処あしかわに持って来て~
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なーんだ
自分とこのCMなんじゃーん