6月のとある日
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え!
えっ!
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マジで!?
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もちろん覚えてますよ~!
も~久々過ぎてお久しブリーフです。
(翻訳しても意味わからないだろうな…)
NAGEYOを昔から見ていただいている方、覚えていらっしゃいますか?
2014年にハイスポーツ社のイベントに行った時に最新ボールを試投したり、いろんなお話が聞けて勉強になりました。その時にお会いしたロトグリップ、ブランドマネージャーのクリス・シュレマーさんがなんと!今回Drill処あしかわに来てくれました。
2014年取材時
2014年のクリス・シュレマーさん
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男いっぱい夢いっぱいハイスポ フォーチュン試投イベントも面白かったw
イエ~イ イエイイエッ!言いながらNaGeYo48が訪れたのがコチラ ↓ ハイスポさんの こないだサンブリさんのエグザイルに味をしめ試投イベントが結構面白い事に気がついちゃったNAGEYO編集部 更に ...
続きを見る
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だいぶ雰囲気変わりましたね。
どことなくプロレスラーって紹介してもしっくりくるような風貌になっていましたが、話し方や表情はとてもやさしくてあの時のままでした。
クリス・シュレマーさんて、どんな人?
クリス・シュレマー(Chris Schlemer)
Storm社で長年ツアーのテクニカルスタッフやコンサルタントを務めており、主に「Roto Grip(ロトグリップ)」ブランドのマネージャとして活動しているボウリングの専門家です。
ボウリングボールやアクセサリー、アパレルなどの製品開発・プロモーションに従事。
自身のSNSを通じてボウリングに関する情報発信や、イベント・大会の模様を精力的に公開しています 。ボウリング用品の最新情報や業界のトレンドを発信しているため、ボウラーの間でよく知られた存在です。
ボールはもちろんのこと、ロトグリップというブランド全体を作っていると言っても過言ではありません。
せっかく遊びに来てくれたんだから色々聞かせて欲しいし、聞きたいよね。
てなわけで
久々だね
通訳は最近よくお会いする上田暢子さんです。

クリスさんはどんなことをしている人なんですか?

グラフィックデザイナーと一緒にロゴのデザインも手伝いましたし、国内ボールの技術文書もすべて作成していますのでほとんどすべてのことに関わっていますね。


コントロールしやすいからだと思います。
私がカバーストックや反応が出てくるポイントを選ぶことで、ボールの動きの違いがわかるようになります。だからロトグリップは本当に誰にでも向いていて、あとは各ゲームに合うかどうかの問題なんです。


その時にRSTハイパードライブパールとバイキングがPBAのプロにたくさん使われていました。
バイキングはハイブリッドカバーでレーンとよく馴染み、他のボールほど早く動き出しません。だからそのふたつのボールがPBAツアーでよく使われたんです。
※バイキング(900グローバル)はストーム社のブランドです。

私もレーンが読めなくて困った時や使うボールに迷ったらアイドルに戻ります。
身近なボウラーにも困ったらアイドルを投げましょうと言っています。

さらにベンチマークボールとしてもお勧めしています。



私は元々スピードがなくて回転数も少なく、1年ほど前ばね指の手術をした後に負担をなくすためボールの重さを15Pから14Pに落としました。

私がボウリングをする時も14lbsを使っています。


14lbsのほうがRGが上がるので、レーンの前半を通りやすくなります。
それからどのくらい転がりが欲しいか、どのくらい方向転換が欲しいかを決める必要があります。


そして重さの問題じゃなくて、ボールが動き続けることが大事なんです。


チャリティーイベントでボウリングをする時など10lbsのボールを投げても、たくさんストライクが取れます。ただ転がせばいいだけですから。


ボールの重さじゃないんです。
転がし方、ボールを転がして転がり続けさせることです。
15lbs?14lbs?の記事
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実際どうなんでしょう? 14ポンドと15ポンドの違い
15ポンドじゃ重たい気もするし、14ポンドだと倒れない気がするんだよねー。重たいのや嫌だし、倒れないのも嫌。どっちにしようか決めかねている人はこの記事をご覧ください。お馴染みの二人が15ポンドと14ポンドを投げ比べてきましたよ。
続きを見る

15lbsに戻りたいと思っていましたが14lbsで転がせるようになります。
ちょうどボールほしいなって思っていたので何かおすすめありますか?

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ROTOGRIP RST HYPERDRIVE RST ハイパードライブ
RSTもAIテクノロジー化されました。このシリーズは先に進みやすいコア形状で、バックエンドでの動きも読みやすいのが特徴です。
カバーは摩擦の大きなマイクロトラックスのソリッドリアクティブなので、レーンキャッチも感じながらも前に進もうとする性能に仕上がってます。続きを見る



私は詳しくないので自分の好き嫌いは伝えますがレイアウトは芦川さんにお任せしています。参考になるレイアウトがあったら芦川さんに説明していただけますか?
芦川ドリラーとクリスさんと共に
RSTハイパードライブパールのレイアウト考え中
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ピンダウンはあまり好きではありません。
てか嫌いって言っても良いです。
以前試したことがありますが、手前で立ち上がり出してボールの威力(エネルギー)がなくなってピンに当たるのがわかります。ピンダウンは回転や曲がりが多いボウラー向けだと思うんですけど!!

フィンガーの下にピンをドリルするとピンバッファが長くなり、ボールの動きがよりなめらかで丸くなる。これがコントロールしやすい理由です。
ピンダウンが有効なのはフレッシュ(オイルが多い)コンディション。
PWBAツアーでもシニアツアーでも、フレッシュコンディションでは弱いボールをピンダウンでレイアウトして、サーフェスを粗めにして使うことがあるんです。
例えばHustle X Rayをピンダウンでアブラロン1000番にして、コンディションがなじむまで使います。
そこからインサイドに入って大きくフックするボールに持ち替えていく感じです。


彼はボールを回すタイプでスピードが遅く、ダブルバーンスクワッド(午前オイル後、2スクワッド目はオイルなし)では、中指の左側(PAPから6インチ)あたりのピンダウンでドリルしたボールを使いました。
スローボールスピードでもレーン前半を通過できるようにするためです。
試してみてほしいけどダメ?

そこまで言ってくれるなら試してみます。
ダメだったら、メールするからね(笑)

いつでも連絡してください(笑)



同じ5インチでも位置が違えば全く別の動き。
ピンアップならタンブル(早めに転がり込む)、ピンダウンならスムーズな動き。
自分のボールをどこで転がし始めたいかを理解することが大事です。
みんなで実験ピンアップとピンダウン
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ピンアップとピンダウンて聞いたことある?~違いをみんなで体験しよう~
ピンアップとピンダウンという用語を聞いたことがありますか?ボールの動きの特性を決める要因のひとつなのですが、それぞれの動きはどんな特徴があるのかを4人のボウラーで検証してみました。その違いを感じられるのか?気のせいではないのか?どんな検証結果になるのか?
この検証実験が皆さんが新しくボールを作るときの参考になればと思います続きを見る
ピンダウンについても少し詳しく話したい芦川ドリラーと選手交代

もうちょっと深いとこの質問したいです。
両手投げやサムレスボウラーにはどうしたらいいですか?

PAPの位置にもよるけど、フィンガーに近いほどスムーズな動きになる。フィンガーから3〜4インチ上だとトルクが出てまだ少し動きがある。6インチになるとトルクが大幅に増えて、差動も増えて方向転換が強くなる。 2ハンダーはどのくらい方向転換が欲しいかで決める。フィンガーに近いゾーンか、それより上か、という選び方になります。

2LS(2ハンド・レイアウト・システム)
例:5 × 4 × 3 - 2LSの場合
- 左の数字(5):ピンからPAPまでの距離
- 2番目の数字(4):マスバイアスからPAPまでの距離
- 3番目の数字(3):ピンからブリッジ(中指と薬指の間)までの距離
↑クリスさんが言ってるのはこの数字ね

1番目の数字(ピンtoPAP)はフレアの量、これは1ハンダーと同じ。
3番目の数字はトルク、つまり方向転換の量です。
例えばAnthony Simonsen、Jason Belmonte、Kyle Troup。彼らがあるボールを気に入って「もう少しスムーズにしたい」と言ったとき、ピン距離は4インチのまま、3番目の数字を短くする。
そうするとフレアは同じように出るけど、もう少し早めに始まってスムーズになる。
フィンガーに近づけることで、よりコントロールされた動きになります。


フィンガーに近づけることでよりスムーズでコントロールしやすくなります。
Kyle Troupや他のプロたちは、ピンをフィンガーの2.5〜4インチの場所に置くのが好みだけど、スムーズにしたいときは、それよりもフィンガーに近づけています。
「もっと長いスキッドとバックエンドの強い方向転換が欲しい」という場合は、最初の数字(ピン to PAP)を4インチから5インチピンにして、3番目の数字はそのままにする。ピンを長くすることでトルクは維持しつつ方向転換が強くなります。
2ハンダーは親指がないから、ピンが大きくなるとフィンガー2本がサイドに入る位置になる。それで差動が増えてトルクが強くなります。


フィンガーの下にピンをドリルするとピンバッファが長くなって、よりなめらかでスムーズになります。
フレッシュコンディションでは特に有効で、バッグの中にピンダウンとピンアップの両方を入れることが大事。
レーンのどこでも対応できるように、異なるフックポイントを持ったボールを揃える。同じレイアウトばかりだとポケットがどんどん狭くなる。
あそこからフック、ここからフック、あそこからもフック、という選択肢を持たないといけないね。
取材もひと段落した頃の雑談タイム

(まさか私の好きなネタを自らぶっこんできたクリスさん。)
上田さん回答早っ!
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今年でぇ~


大丈夫?

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で、何歳なの?
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「私、何歳に見える?」トークは世界共通で盛り上がりますね。

あの時の写真もう一回取りたいです。
↑あの時の写真ってコレ
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ウェーーイ!!
ピンダウンレイアウトを投げてみた
後日、クリスさんがおすすめしてくれたRSTハイパードライブパールをピンダウンレイアウトにして投げてみました。
ROTO GRIP
RST ハイパードライブパール
レイアウト
5-1/2×5×5-1/4

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オイルパターンにもよりますが(撮影当日は35ftのショートオイル)転がって、無駄な曲がりがなくラインを取りやすいです。よくいう「収まりがいい」って感じです。
想像よりピンアクションも良いですし、使い方、ボールの特性がわかればピンダウンは持っておくべきボールかもしれません。
以前はピンダウンが必要なオイルパターンではなく、収まりの良さが曲がりが足りないと感じてしまったのだと思います。
優秀なRSTだからなのか、曲がりもあり投げたいラインに投げられる、急激に中に寄らされることがないボールです。
好きな動き以外は使い辛いと思い込んでいた、投げず嫌いでした。
ピンダウンを投げたことない皆様、試してみてください。
松P的ピンダウンはこんな時おすすめ
フレッシュなレーンコンディション。
オイルの高低差(濃淡)が大きいと感じた時。
オイルの壁がきつい時。
ボールが動きすぎて困る。
曲がったり曲がらなかったりの時。
短めのオイルパターン。
最後に
ピンダウンの意外な良さに気づけたこの感動は、きっとこの記事を読んでくださった皆さんにも伝わったと思います。
毎月のように新しいボールが発売されますが、自分にぴったり合うボールと出会うのは意外と難しいもの。
そこにはメーカーからの的確な情報、ドリラーの深い知識、そしてボウラーとの信頼関係が不可欠です。今回のお話を聞いて、ただ攻撃的なだけでなく、オイル変化を見据えたボールや、個々のボウラーのタイプに合わせたボールが考え抜かれて作られていることがよくわかりました。
進化し続けるボールは、私たちにワクワク感を与え、間違いなく次のステージへ連れて行ってくれます。でも一番大切なのは、自分が「いつ、どんな時にそのボールを使いたいのか」を把握し、ドリラーに伝えて二人三脚で選んでいくことですね。
クリスさん、通訳の上田さんありがとうございました。
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