はーい、頑張ってね~!
By 松P
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とは言ったものの
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ネーミングから察するに、JBCの、ジュニアボウラーの、ナショナルチーム目指してる子達・・・かな?
ごめんなさい、正直それくらいの認識でアイドルっぽく言うと研究生的な立ち位置でしょうか?
その合宿が静岡県伊東市の赤沢ボウルであるというのでジュニアジャパンってなんなのか、どんな合宿なのか取材しに行くことにしました。
暖かい日差しに海、最高です。
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ボウリング場とは思えない立派な建物の入口。
地下にレーンがあるようです。
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なんて綺麗なボウリング場
そして
合宿のために貸切。
最初にご挨拶したのは
この方
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プロボウラー
塚原次雄さん
つかはらつぐお
優勝回数25回
練習熱心で芦川記者がボウリング業界に携わる前に隣のレーンで練習していた塚原さんを見て「ボウリングが上手いおじさん」と言った方で、私が初めて参加したプロチャレンジマッチは塚原さんのチャレンジという二人には縁のある方です。
お元気そうでなによりです。
取材スタート
飯島祥行理事とユーヤ・タナカさん
選手達が集まってきました。
まずは準備体操からスタートです。
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ヒサエ・ジャパン(ひとり)も良い取材をするために準備体操。
全日本ボウリング協会北川会長も体操中
下地監督の挨拶
この合宿にはナショナルチームの男女キャプテンも参加しています。
投球が始まったので順に見ていくと印象に残ったのは身体全部を使って目一杯のボウリングしていることです。
この世代が持つ最大の強みは身体の柔らかさと思い切りの良さ、そして失敗を恐れずに全力で投げること。
女子選手はとにかくしなやかな投球で丁寧にボウリングする選手が多かったです。
ジュニアジャパンて何ですか?
今回は合宿の様子とジュニアジャパンってなんですか?の取材です。
現場にいるJBCの羽島尚吾さんに教えていただきました。
羽島さんはNHK杯で白い手袋をして優勝カップを用意している背の高い歌舞伎役者のようなお顔の方です。
NHK杯取材時の写真
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このトロフィーはテレビ写りが良いように羽島さんがピカピカに磨き上げています。過去にそれを知らずに触って叱られたことあります。
あの時はごめんなさい(><)
ジュニアジャパンとは
我が国を代表するヤングナショナルチームメンバーの発掘、育成、強化、国際競技力の向上を図ることを目的として、ジュニアジャパン強化選手制度を設ける。
参加資格
中学校第 1 学年から高等学校第 3 学年まで(2023 年 4 月 1 日現在、満 12 歳~満 17 歳) の 2023 年度 JBC 会員であること。
ジュニアジャパンに選ばれるには
各都道府県から推薦された選手が書類選考され二日間の認定会に参加できます。
スコアだけではなく実績なども含め総合的に選ばれた選手がジュニアジャパン強化選手となります。 (2023年は中高男女合わせ28名)
簡単に言うとナショナルチームメンバーを目指すジュニアボウラーってことですね。
この合宿だけ参加したい、思い出作りにしたいということではなく、JBC会員となり推薦してもらえるような成績を残しつつ認定会で100名近い参加者の中から選ばれなければなりません。
誰でもなれるわけではなく
すでに
実力がある選手達です。
ナショナルチームになるための心得なども先輩から伝えられています。
選手インタビュー
それでは数名の選手にお話を聞いてみましょう。
女子最年少 中学一年生 奥田琴弓さん(おくだ ことみ)
女子最年少 中学1年生 藤原彩花さん(ふじわら あやか)
最年長 高校三年生 矢田部耀丞さん(やたべ ようすけ)
最年長 高校3年生 多胡和姫(たご かずき)
松Pの注目選手 高校2年生 星合一希さん(ほしあい かずき)
中2から認定会に出て3回目で選ばれました。レベルが高くて刺激になります。
将来のエース候補 中学2年生 渡邉陽さん(わたなべ ひなた)
一際目を引く女子がいます。
稲沢で大泣きしてたあの子です。
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↑写真クリックで記事に飛びます。
■第11回全日本小学生ボウリング競技大会 6年生女子の部 優勝
■文部科学大臣杯第47回全日本中学ボウリング選手権大会 女子の部 優勝
まだまだたくさんの選手にお話聞きたかったのですが長くなってしまうので今回はこの辺で。
写ってない人ごめんねー。
全日本ボウリング協会会長 北川薫さん(きたがわ かおる)
今回の合宿には北川会長も参加されていましたのでお話を伺ってみます。
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投球を初めて拝見しました。
全日本ナショナルチーム監督 下地賀寿守さん(しもじ かずもり)
当日は個々にアドバイスをしていた下地監督。
時間が取れずお話が聞けなかったので後日インタビューさせていただきました。
その中には驚くほどポテンシャルの高い選手もいるのですがどちらかと言うと身体を上手く使えてない、体幹が弱い選手が目につきます。
結果、両手投げ選手の武器である大きな曲がりを作ることができず、スピードだけがどんどんついてラインを狭く狭く取っているように見えます。
最近では技術ばかりが先行しがちですが人間的な成長も大事でジュニアの頃から伝えていこうと思います。
今回参加の選手達を見てどんな印象ですか?
そうこうしてる間に投球は終わりでこれから宿舎に戻ってミーティングだそうです。
地域で選ばれた選手の強化、世界で通用する選手の育成を図る目的のジュニアジャパン選抜選手強化合宿でした。
ナショナルチームを目指すジュニアボウラー達の話を聞いてみると、この合宿に参加するだけでも簡単なことではなくジュニアとはいえ日頃から努力をしていることがわかりました。
勉強とボウリングの練習、応援して支える家族、それぞれに環境は違いますが怪我をせずナショナルチームメンバー目指して頑張ってください。
ジュニア達のレベルの高さと無限大の可能性、これからのチームジャパンの活躍に期待しています。
外に出てみたら日も暮れてきましたのでヒサエ・ジャパンも帰ることにします。
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帰り道で寄った食堂が豪華すぎた!!