「あー､あの時やっぱりボール替えれば良かった!」
「このボールでいけると思ったんだけどな」
こういうことよく聞きます。
練習なら問題ありませんがリーグ戦や大会でボールチェンジするかどうか迷いますよね。投げ方が良くないのかボールが違うのか考えているうちに終わってしまってボールを替えれば良かったと後悔します。
個人的な意見ですがストライクが出なくなっても同じボールを投げ続けたりボールチェンジのタイミングが遅いボウラーが多いです。 でもね､気持ちはわかります。
私もボールを替えることがとても苦手でヘッドピンに当てて9本カウントなら替える理由が見つかりませんでした。
もう少し頑張れば
もっと良い投げ方をすれば
ストライクになるはず！
と強く思っていました。
でもボウリングは変わったんです。
多種多様なオイルパターンに対応するためにはボールの選び方､ラインナップ､ボールチェンジが必要になりました。
更に板の種類を考えると､その時のオイル変化に対応するボールを選ぶことでスコアは大きく変わります。 そこで今回はお二人のボウラーにボールチェンジのタイミングについてボスと王子様にお聞きしました。
キーワードは大会前の練習投球。いわゆる「練習ボール」です。
斎藤祐太さんの場合
トップアマチュアから現在行われているプロテスト受験中。
そうボウルスターの…
ファイナルボス!
ファイナルボスとは?
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ボウリングをもっと面白く､彼の思いと夢とは。
最近よく目にするボウルスターをご存じでしょうか?ヤングなボウラーが動画でワイワイ楽しそうにしていたり、ユニフォームを販売していたりしています。他にも映像制作を手掛けているそうですが、果たして彼ら彼女らはどんな人たちなんでしょう?松Pが話を聞きに行ってまいりました。
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ボールチェンジのタイミングについて教えてください。
練習ボール中に持って行ったボール全部投げますか？
親指の調整も含め手前のオイルがなくなった時の想定をします。
どうしてですか？
俺はこんな時
10ピンが残る
曲がり過ぎる
ボールチェンジを考え始める
①同じボールで中に寄る。(インサイド）
②それでも同じ結果ならボールを替える
そして 替えるボールは練習ボール中に決めてあります。
まずはラインを調整してからボールチェンジするってことですね。練習ボールで最初に投げる上のボールって具体的にはどういうボールですか？
ボール選びもそうですがカバーが強いのが上のボールです。
畑秀明さんの場合
まだ幼さが残る高校生の頃に出会い、現在は社会人となって今春からナショナルチームに復帰。
益々期待が高まるNAGEYOでもお馴染みの両手投げの王子様です。
2019年チーターオープン優勝時
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練習ボールはどのボールから投げますか？
ウレタンから投げ始める時もありますか？
スポコンだとウレタンからです。
俺はこんな時
しっかり投げて10ピンが残る
薄めで7番ピンが残る
失投しなかったのが前提ですがとにかく飛ばない時
替え時だと思ったらすぐに替えますか？
最近のウレタン事情
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ご活躍期待しています。
お二人のボールチェンジのタイミングいかがでしたでしょうか。私がキーワードにした『練習ボール』の意味がわかりましたか？
ボールチェンジは練習ボールから始まっています。
斎藤さん曰く「指の調整も含めて投げておく」
畑さん曰く「次のボールはこれというシュミレーションしておく」
練習ボールをただの準備運動にしていては出遅れてしまいます。すると練習ボールの前に準備しておくこともわかってきます。 ゲーム数によりますがオイルは必ず変化していきます。投げ方や力加減だけではなくボールチェンジを考えた練習も取り入れてください。
まずはボールを替えてみることから始めましょう。
