今年のリージョナル・カメレオンオープン
母親となって初めての優勝に大はしゃぎだったチャンピョン
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しかし、次戦のシャークオープンではイマイチ元気が無かった
- N:
- 明らかにヘコんでますがどしたんですか?
- 麻:
- やっぱりリーグや大会以外に練習をしないと戦えないな~と思って
- 次はスコーピオンがあるからそれまでには練習して来ます
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やっぱりプロでも練習って大事なんだね
僕もシャークでの悔しい思いを忘れない為、最近練習に励んでおります
今日持って来たボールは愛着のある2個
- ミーンストリーク・ビートダウン
- オイルに強くて手前からゆったり大きく曲がるボール
と
- オクタン
- レーン奥まで走って急激に曲がるボール
練習の鬼と化しひたすら玉を投げまくる
が!
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立つ位置変え
ボールを変えて投げまくる
けど!
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もー割れ過ぎー!
もっと左から投げれば良いのだろうけど
- ↑
- もう無理
色んなラインを試したけど
どこから投げても曲がっちゃう
ウレタンボールを投げる選択もあるけど持って来てないし
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そんな時は
テケテテッテテ~
↓
最近は全自動ポリッシングマシンを置いているボウリング場が増えてきましたが、ボールを轆轤(ろくろ)のように高速回転させて手作業で表面加工を行うマシンです
普段投げているボウリング場には自動マシンが無いのでボールスピナーを使ってボールに艶を出して曲がりを抑えてみようと思います
まず今回ポリッシュする理由として
「全体的にオイルの量が少なく、ボールとレーンの摩擦が強すぎるため」
ボールとレーンの摩擦を減らして快適にポケットヒットできるように艶を出します
ボールの性能を蘇らせると言われているポリッシュ剤を布に適量含ませ
スイッチオン
↓
うぃぃ~ん
↓
均一に艶が出るようこまめにポリッシュ面を変えて
約10分
- 完成
- ※みんなはお店の人に頼んでね
自分の顔が写り込むほど艶が出ました
ではレーンに戻り投げてみる事にします
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ポリッシュ前はオイルがかなり少なく感じたが、ポリッシュした後ではオイルを感じることができて軽快にボールが走ります
曲がりも奥の方で出てくれるので途端に扱いやすくなりました
めでたし、めでたし
ではこのポリッシュ加工はどんな時に有効なのか?
最近はボールの性能も格段に上がり強い曲がりが出せるようになりました
新製品のボール紹介のコメントではオイルに強いやレーンキャッチが良いという表現が多いですが
オイルに強い=いつでも曲がる
ってわけではありません
当然、レーンメンテナンスしたばかりの状態や競技会用に作られたレンコンではオイルに強い方がボウラーにとってメリットは圧倒的に多いのですが、一般営業中や営業終了近辺だとオイルが少なくなっている事が考えられます
そういった状況ではボールが手前で起き上がってしまいコントロールが難しいばかりでなくピンアクションも悪くなってしまいます
そんな時にはボールをポリッシュして摩擦力を少し落とした方が少量のオイルでも軽快な走りと安定した曲がりが得られ、ポケットヒットできる確率も格段に上がります
過去にハイスポのMATSUYAさんもレーンコンディションや自分の球速・球質に合わせて表面の加工をして下さいと言っていますね
松Pのポリッシュボールのメリット紹介
ポリッシュされたボールはオイルに敏感とか先の曲がりが安定しないと言う方もいらっしゃると思いますが、曇らせたボールに比べてオイルを感じやすいのでコンディションを詳しく知ることができます
まず最初にポリッシュされたボールを投げる
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各板目の走りや曲がりを観察する
↓
レーンコンディションを大まかにイメージできる
そこから必要に応じてボールを持ち替えたり、投球するラインを変えたりすればコンディションに合わせやすくなりますよ
また、古くなって使わなくなってしまったボールをポリッシュしてみると今までと違ったイメージで使うことができますので試しみてね
このようにボールスピナーやサーフェイスファクトリーを使ってボールの表面処理を簡単に変えることができます
新しいボールを買った際に、元々持っていたボールと動きが被ってしまったなんていう時もどちらかの表面を変えてあげることでラインナップのバリエーションが豊富になります
多様化するレーンコンディションに合わせてボールの表面仕上げも合わせていきましょう
↑しばらく使ってなかった玉だけどいい感じになりました
ポリッシュして投げてみたけどオイルを過敏に感じてしまった場合は2000~4000番くらいのアブラロンで軽くシャカシャカしてみると安定するので試してみて下さい
良い動きしますよ!