ヤバイ!
この日は朝イチから某プロボウラーと待ち合わせと言うのに
大渋滞
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この大渋滞の時間を有効活用して今回の趣向を説明しましょう
プロボウラーはフラーっと来たボウリング場でアベ200upは出せるのか?
プロボウラーは3Gと言うゲーム数の中で何を考え消化しているのか?
この辺を検証すべく今回オファーの段階では、ボウリング場の場所と「投げる準備だけして来て」とだけ伝えたのである
一般ボウラーはホームとしているボウリング場や近隣のボウリング場で投げてるかと思いますがその環境に出来るだけ近づけたい為、今回用意したのは↓
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今回の環境
- 平日の午前中
- ↑撮影が伴うので他の方の迷惑にならないよう空いてるだろう日時で
- レーンメンテ不明
- ↑事前情報無し、直近いつメンテマシン走らせたか不明
- ボールは2個
- ↑一般のボウラーはそんなにいっぱい持ってないから
- 使用レーンは2人で1レーンヨーロピアン そして右
- ↑一般はそうそうアメリカンで貸してもらえないし配属先は時の運
- 練習投球無し
- ↑一般は1Gの1投目からスコアが反映します
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このレギュレーションでAV200upをどう組み立てるのか?
この検証に協力してくれるプロボウラーは
本日のメインである某プロも渋滞にハマってたようで先に到着されると言うビジネス上最悪の事態はまのがれホッしている所に
登場
本日のゲスト
藤井信人さん
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優勝のチャンスはわずか3年プロボウリング男子新人戦
毎年一回新人プロの為の大会が開催されている 女子は合格した年から5年間出場する権利があり男子は人数多いから?3年間の出場権利が与えられている 優勝するチャンスは限られている 女子の新人戦は8月に開催し ...
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超ナイスなこのタイミング、昨日(29日)埼玉新狭山グランドボウルで行われた第7回EXENOCUPで優勝、2014年ランキング5位、さらにNAGEYO新年会にも参加してABSのバッグが当たった方であり実力も人柄もいろいろひっくるめてナイスなキャスティングなはずです
こちらとしては、レギュレーションである【ボール2個】の部分が全くレーンに合わず試行錯誤しながらの超マイナスなんて展開を少なからず期待していますが、TOPプロたる技術満載でお腹いっぱいになりたい思いもありのワクワクが止まらない企画者大喜びの検証です
今回の集合場所であり検証場所として伺ったのは杉並区は荻窪にあります
ユアボウルさん
一般に近づけたいから受付も自分で
平日は朝9時から、土日祝日は朝6時から営業してるウッドレーンのボウリング場、まずは受付でレーンの確保の手続きをして頂いて↓
フロントのお姉さんに若干照れながら指定されたレーンへ移動、因みにこの段階でも本日何やるのか御本人は知りません
指定されたのは5F 12番
↓
レーンに着いたとこで皆様には先ほど説明しました本日の趣向をやっと説明を行い
無事
快諾
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プロボウラー藤井の投げる前準備
快諾頂いた事だし、いい機会なのでプロボウラーが投げるまでの準備も観察をしていきましょう
男子開幕戦の関西オープンで3位入賞し幸先良いスタートを切ったようだが指を怪我したそうです
こんな時のマストアイテムスキンパッチを塗り塗り
続きまして準備運動
第六感をフルに活用しボール選定
選ばれたボールは以下の2個
STORM CODE BLUE ストーム コード・ブルー
オイルに強い設計でミディアムコンディションで発揮するボールだそうですブラックより走って先で切れるとのメーカー案内、このボールと合わせてスペアボールとしてストームネーションを選択
準備運動もボール選びも終わった所で仕上げの
↓
↓
ごゆっくり(・∀・)
プロとの比較のため僕も投げます
ふらっと200av検証開始
step
11G 1フレ―ム
step
21G 2フレ―ム
step
31G 3フレ―ム
でももうラインは大体わかって来てます
まだ2フレームで4球しか投げてないっすよ
まだ、気がするとしか言えないです
step
41G 4フレ―ム
step
51G 5フレ―ム
さっきと同じ17枚目くらいを投げます
step
61G 6フレ―ム
ストライク~
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step
71G 7フレ―ム
狙う場所はさっきと同じスパットで17枚です
かなり薄めにヒットし②④⑤⑧いわゆるバケットが残りそうだったけどピンアクションに助けられストライク
step
81G 8フレ―ム
ここまでで感じている事や思っていることがあったら教えて下さい
ただ、それを強引にポケットに行くように投げてしまうと手前のオイルが無いから手前で曲がってしまいかなり厚く行ってしまいます
なので、中に入ってあまりボールを右に向けずに狭く投げた方が良いんじゃないかな~って感じがします
step
91G 9フレ―ム
あとは遅くなっていくと思うのでそうなったら立ち位置を左に寄って合わせていけば良いかなーって感じです
5連発―
step
101G 10フレ―ム
今後の展開で厚めに入って来た時に中入って行くのかどうかを見極めるためです
これは、試合でも直接勝負に影響なければよくやります
投げていくうちにコンディションが難しく変化して行ったらまた予想スコアは変わりますけど、そうなった場合はまたこの位の点数だろうなーって予測します
一方
最近は昨年のリージョナルカメレオンオープン以降練習の大切さに気づき週1ボウラーから出世し週2ボウラーの僕は
良くわかってないうちに3フレから4連発出たけど以降はストライク出てない
うぬぬぬ
1Gを終えて
1ゲームを投げ終わった所でまとめてみると身体も暖めながらとりあえず投げ始め、コンディションも感じつつ徐々アジャストしてポケットに行くように調整していくようだ
そして、ストライクを狙いながらも次の投球を見据え立ち位置やスパットを変えている模様、ただ、プロボウラーと言えども思ったように行かないこともあるみたい
そして多少の失投はあるようだがそのミスの幅は極めて狭いため、失投と本人は言ってもポケットには当たっている
恐るべし藤井信人の精密さ
ふらっと200av検証2G目
step
12G 1フレ―ム
またストライクだー
全くボウリングに関係無い事とか考えてます
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step
22G 2フレ―ム
特に、僕はレーン手前でのオイルの状態を気にするので、ちょっとでも早めにボールが動こうとしたらすぐに中に入ってオイルがあるところから投げるようにしています
現時点でもそろそろ厚く入って来そうな感じはしているのでこのフレームは変えないですけど立つ位置だけでも左に寄るんだろうなって予想しています
⑩ピン残った
そして着実にスペア
step
32G 3フレ―ム
ボールの何を見ているんですか?
まさか転がり感?
いつも練習などで良い投球だった時の走り方と起き上がり方と比べています
良いとこ行ったけど⑩ピン残り
しっかり投げれましたし、狙ったとこにも行ったのに残念です
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もちろんへこむときもありますけど、いくらへこんでも取り返しつかないので次ミスらないようにしようって思うだけです
step
42G 4フレ―ム
理由はオイルをもうちょっと使って先がしっかり向いてくるようにしたいです
気持ち厚めでしたがアンラッキー的な残りなのでこれでいいと思います
⑦ピンもスペアボールで狙うんですね
難なくカバー
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52G 5フレ―ム
④⑨のスプリットが残るがギリギリ倒れストライクになった
step
62G 6フレ―ム
やや厚めで⑨番ピン残り
元気無くなっちゃたじゃないすか
どうしたんすか?
思ったように行かない時ってどうしてるんですか?
誰かにヤツ当たったりとかする感じ(笑)
試合でもうまく行かないことはよくあるんですけどー
イライラしないように上手く行かない理由を真剣に考えます
step
72G 7フレ―ム
立ち位置を更に左にして狙うところも22枚くらいにしてボールが10枚まで出て行かないようにします
step
82G 8フレ―ム
ダブル~
step
92G 9フレ―ム
ここに立って
こう投げて
お!良さそう
ターキー来た~
手前のオイルを使えているんで先でもしっかり曲がってくれました
step
102G 10フレ―ム
テンフレームの1投目はサラッとストライクで4連発~
幅が見つかると「あのへん投げれば平気」って感じで気持ちにも余裕ができるんです
リラックスして投げられると思います
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2投目⑩番ピンが残って9本
今、ちょっと内側でしたか?
2ゲーム投げ終わった感じどうですか?
藤井さんほぼ予想スコアの217点
僕は143点
2ゲーム終了して444点
やっぱさすがっすね
休憩がてらボウリング談義を
休憩中もレンコンについてあーだこーだ
ここまでをまとめてみると、僕も一緒に投げましたが藤井さんとの違いはやっぱり明らかでした
ほとんど失投しない、ストライクが出なかった時の説明がきっちりできる、すぐに対処できるって所でしょうか
ボウリング大好きなふたりの話は尽きない
プロボウラーは技術もそうですが常に次の事を考えながら投球しているようので、上手く行かない時もすぐに立ち直ることができます
僕はというと「あれ?右行っちゃった」とか「さっき⑩番ピン飛ばなかったけどもう一回投げてみよう」という投球が1ゲームに3回位あるので、良いラインにたどり着くまでに時間がかかってしまうって所でしょうか?
休憩が始まって30分以上経過
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完全に身体が冷えてしまったとことでやっと
ふらっと200av検証3G目
前2Gを経て投球ラインがばっちり見えている藤井さんは
特に何もおきず淡々とストライクを重ねて
251点でフィニッシュ
僕も辛うじて200アップ
ふらっと200av検証結果
やっぱりトッププロは上手かったですねー
3ゲームのスコアを見てみると身体あったまった以降は半分以上ストライク出てる
やっぱりストライクが重要なんだね
結果
プロボウラーはフラットボウリング場に来ても
AV200は大丈夫!
ストライクたくさん出して200点へ到達するにはレーンコンディションをいかに攻略して幅のある投球ラインを見つけるかにあるようです
やっぱり投球の幅って大事なんだなー
これでバンバン200点出ますね
投げ終わったら
投げ終わったらボールクリーナーで綺麗にしましょう
朝の渋滞から始まって気づけばすでに12時過ぎ
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じゃ、終わったところでご飯でも食べに行きますか
焼肉屋に決定
関連記事①斎藤祐太編
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どう感じて、どう動いてるの?オイルコンディションへの対処を言葉にしてもらったよ
ボウリングは投げながらレーンコンディションを感じて、対処して効率よくポケットに集めてストライクやスペアを出していくことがスコアアップの秘訣です。ただ、レーンコンディションというのがなかなかの曲者で、ボウラーを悩ませることも多いです。そのレーンコンディションを味方につけることができれば、きっとストライクを量産できるはずです。では実際に上手な人はどのようにレーンコンディションを感じているのか? 感じ方や対処の仕方を言葉にしてもらいました。
続きを見る
関連記事②石本美来編
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どう感じて、どう動いてるの?レンコン対処方法を言葉にしてもらったよ。石本美来編
レーンコンディションを読むって難しくないですか?目に見えないオイル事情を投球しながら感じ取ってポケットに集まりやすいラインを探していく。本当にこれでいいのか不安になるし、みんなはどうやってレンコンを読んでいるんだろう。今回はナショナルチームの石本美来選手に投げてもらいました。参考にしてね。
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