突然なんですけどボウリング上手な人ってレーンコンディションとボールの話って良くするじゃないですか?
でも、どうやったらコンデションて読めるようになるんでしょうか?
しかも投げてくうちに変化していくって言うし、目で見えないし
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ストライクがなかなか出ないのは
自分の腕のせい?
ボールのせい?
レーンコンディションのせい?
なんなのかよくわからないからもう一回同じとこ投げてみるけど上手く行かない
(T_T)
立つ位置変えたり、投げる場所変えたりしてるうちにゲーム終わっちゃうってあるよね?
以前Mr.レンコンにコンディションの解説してもらったのを参考にしているけど
常にオイル引き立てのコンディションで投げられるわけじゃないし
レンコンのイメージ図が貼って無いとこもあるしどうしたらいいんだろ?
また誰かに聞いてみようかな?
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ケチっ
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今回はボウリング場でその日最初に投げるラインの見つけ方をテーマにします
ボールいっぱい持ってても投げるところが間違ってたらストライク出にくいもんね
早速電話しちゃお~っと
今シーズン勝ちまくり 川添奨太さんの場合
まず練習ボール開始から身体があったまるまでの数投はいつもの練習と同じように13~14枚目に通して7枚目フッキングのイメージで投げてます
大事なのはいつもと同じことをすることで「いつもより早いなー」とか「遅いなー」の判断が容易につきます
曲がり過ぎた場合は15枚通して10枚フッキングのイメージって具合に立ち位置もフッキングも中に移動して投球します
逆に走り過ぎた場合は外へ逃げます
これを繰り返してポケットを付けるようになったらワザと外ミスと内ミスをします
外ミス内ミスしても両方ポケットに行くならOK
外ミスして早く感じたらもっと外へ寄ります
内ミスして遅く感じたら中へ寄って投球してみます
そのミスできる幅を感じられれば安心して投球できるようになります
コンディションを読む力を磨く方法は?
過去の経験や周りの情報に惑わされずに、いつもと同じことをやれば早く読めます
周りの情報を鵜呑みにしてしまうと立つ位置や投げるラインが変わる為景色が変わってしまい投げ方にも影響してしまいますので、どんな時でも最初の数投はいつもと同じ事を単純にやるのが大事です
やっぱはずせない絶対王者 松永裕美さんの場合
最初にやるのがボール探しです
どのボールがコンディションに合いそうなのかを探りながらコンディションも読んでいきます
その為に日頃練習しているラインから投げ始めますが大体外目から投げることが多いです
そしたらボールの動きをよ~く見ます
走り方、転がり方、フッキングの動き、ピンアクション
ボールが走り過ぎたらレーンが早いんだなって判断し転がるのに変えるし、噛み過ぎたら遅いんだなって事で走るボールに変えていきます
それを繰り返しながら投げる場所も少しずつ変えていくとコンディションが大体読めていきますね
コンディションを読む力を磨く方法は?
絶対に練習が必要なのと投げるボールの事をよく知ってあげることが大切だと思います
このボールはよく転がるとか、キレがあるとか、アーク状に曲がるとかですね
昨年度ランキング1位 藤井信人さんの場合
まずは体を温めながら自分の得意な所を投げていきます
僕の場合は12枚辺りから外に膨らませて投げることが多いです
ボールが曲がり過ぎた場合=中に入ってオイルがあるかを確認
曲がらなかった場合=外に出て曲がる所を探す
それと同時にボールも変えて投げてみます
コンディションを読む力を磨く方法は?
滑ってるなとか、曲がりだしが早いなとかボールの動き方をよく見ることです
腹筋1000回男 岩瀬一真さんの場合
僕は外のラインが大好きですから外めから探ります
2~3枚目を投げてみてエッジが戻るかどうかを必ず確認します
ちょうど良さそうならそこに決定です
ボール変えてもエッジがちょうど良く無い場合は10枚~15枚あたりをまっすぐめに投げます
コンディションを読む力を磨く方法は?
筋肉です(嘘)
投げ方を変えない事とボールがどの辺で起き上がるかをよく見ることです
昨年ジャパンカップ準優勝 渡邉航明さんの場合
練習スタートしたら肩慣らしとオイル量・長さの確認も兼ねて2球程ちょこちょこ歩きで転がします
イメージしていたとおりの動きをしてボールが合っていなければ、この2球だけでもわかります
投げるボールは一番使いたいボール(メインボール)、もしくはレーンのイメージができていれば、スタートで合うだろうボールを使用します
板目はあまり気にせず、20枚位からフッキングで10枚位に向けて投げます
3投目からいつものタイミングで投げますが、まずはバックエンドのキレ具合と、外壁(外ミスがどの位きくか)を探っていき、アーク系のボールにするか、シャープなボールにするか決めます。
自分のベストなイメージ軌道よりキレ過ぎるようならグリッターにしたり、先の動きが少ないボールをチョイスしますし、キレが欲しいと思ったら逆ですね
この辺のチョイスは各々の得意とするラインのイメージ(直線的なのか出し戻しなのかなど)や回転数・軸・スピードによって異なると思うので一概には言えませんね
大体ポケットに行くラインが見つかったら、今度はそのラインはどれ位の失投が許される幅があるのか、より幅のあるラインはあるのか、内失投、外失投のどちらが許されるのかを探っていきます
コンディションを読む力を磨く方法は?
一言で言えば経験です
ケースバイケースで対処法を探して、同じ様な展開になったらどうするかというイメージを作ります
上手くいかなかった日は出来れば同じレーンで、終わった後に練習して対処法を見出します!
同じパターンでも板の質やオイルの種類によっても感じ方や変化の仕方が変わるので、あまりコンディションのパターンにばかり囚われずに投げた感触も大事にしないといけないですね
仁川アジア大会金メダリスト 佐々木智之さんの場合
練習ボールを投げるにあたって持参しているボールの中間に位置するボールから投げ始めます
理由は一番曲がるボールから始めて曲がりが得られ無かったらそれ以上曲がるボールが無くなってしまうので
そして投げる場所は10枚近辺を投げてどの程度曲がるのか?どこから曲がり始めるのかを確認します
自分のイメージより走りが無かったら中へ、曲りが得られなかったら外へ移動します
曲がりが得られなかった場合トコトン外へ寄って3枚目くらいまで試します
そして時間があればもう一段曲がるボールに持ち替えてラインを確認します
ストライクコースが見つかるまで徹底的に中、ひたすら外まで試して行って自分の許容範囲を超えてしまった段階でボールチェンジします
コンディションを読む力を磨く方法は?
常に冷静でいることです
冷静さを欠くと微妙な変化に気づくことができなくなってしまうので、どんな結果になっても冷静に対処しましょう
仁川アジア大会銀メダリスト 吉田大祐さん
最初はオイルの厚み・距離を見るためにゆっくり15枚目から外めに向かって投げます
その時点で曲がらずに早いと感じたら外にへばりつきます
逆に外が戻ってきたらそこに向かって投げます
僕は左投げなので極端に遅くて中に入る時は、当然右投げのボウラーも遅く感じて中に寄って来ます
レーン手前で右投げの選手が投げているラインと交差してしまうとボールの走りが悪くなってしまうのでもっと中に立って投げることがあります
コンディションを読む力を磨く方法は?
手前のオイルが無いと曲りが不安定になるのでオイルがしっかりあるところ探すことです
ナショナルチームのエース 向谷美咲さん
最初は曇っていないポリッシュされたボールから投げ始めます
15~10枚目辺りを投げて先の動きと手前のオイルがどんな感じかを見ます
曲がりが先に感じたら、動き出しが早いボールに持ち替えます
すっごく早いと感じたら外のラインを投げます
遅く感じたら同じボールで中に寄って投げますが、ゲームが進行するに従いどんどん遅くなっていくので、できれば10~15枚目から始めたいと思っています
なので曲がらないボールに持ち替えて試してみます
私は外ミスが効くと安心できるので外に出しても大丈夫かなーって感じで試すこともあります
外ミスが効いたらテンションあがりますw
あとは決まったラインに通らなかったら自分が悪いと思って投げます
コンディションを読む力を磨く方法は?
競技として始めたらコントロールとか回転とか自分にできることを磨きたいと思うんですがレーンとオイルの兼ね合いがとっても大事なので遅かったら中に寄る、早かったら外に寄るという基本的なことを知っておくといいですね
「遅いからスピード入れちゃえ!」とか「早いからそーっと投げる」のではなくて立つ位置や投げるラインをちょっと変えるだけでもポケットに行きやすくなるのでやってみて下さい
あとはボールの動きをよく見ることが大事ですね
どうでしたか?色々なレーンの探り方がありましたね
みんな言うのはボールの動きをよく見るって事ですね
どのくらい曲がるのか?
どのくらい走るのか?
どのくらいから動き出すのか?
ここをしっかりと見極めるとオイル事情が見えて来そうですよ
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そんなの知ってるぜ!