全日本に出たいです、全日本のために、全日本に向けて、などなど全日本を目標にしているアマチュアの方達がたくさんいらっしゃいます。
その全日本というのは『文部科学大臣杯全日本ボウリング選手権大会』
重々しい名前の大会です。
どんな方達が参加する大会かというと。
全日本選手権は、各都道府県(と学生連合)が代表メンバーを選出して、6人でチームを組んで出場します。代表選手の選考方法は各県まちまちですが、強化指定選手の中から選ぶ県もあれば、予選会を行う県もあります。
競技種目は6人を1チームとして行われます。
2人チーム戦6ゲーム
3人チーム戦6ゲーム
6人チーム戦6ゲーム
※上記18ゲーム合計スコアの上位選手がマスターズ戦に進出します。(男子26名、女子20名)
マスターズ戦12ゲーム
4日間でガッツリ30ゲーム投げるので、体力的にも技術的にも精神的にも強さが求められます。
各種目でポイントが与えられ、獲得ポイントが一番多い最強都道府県に文部科学大臣賞状と文部科学大臣杯が授与されます。それを目指し各県は最も強い6名を送り込んできます。
こんなのが6人も!
そんな最強を決める決戦の場は
早朝6時に出発すれば昼には到着するので車に乗り込みました。
今回のBGMはこれ。
じゃージャイアント馬場ゲームしません?
こんな会話をしながら工事渋滞と事故渋滞を繰り返し稲沢到着がこの時間。
9時間って!
この時点でヘロヘロだけど久々に会場取材なので元気出していきましょう。
JBCの大会はチェックシート提出、入場毎の検温、消毒を徹底していました。
↓
おでこ狭いからなぁ…
初めての全日本選手権の取材なので筋肉質系イケメンのこの方にいろいろお聞きしました。
JBC 職員
田中雄也さん
取材中よろしくお願いします。
最初に会ったのは優勝候補のひとり石本美来さんと渡邉陽ちゃん。お土産のリンドールチョコ。
石本美来さん記事
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どう感じて、どう動いてるの?レンコン対処方法を言葉にしてもらったよ。石本美来編
レーンコンディションを読むって難しくないですか?目に見えないオイル事情を投球しながら感じ取ってポケットに集まりやすいラインを探していく。本当にこれでいいのか不安になるし、みんなはどうやってレンコンを読んでいるんだろう。今回はナショナルチームの石本美来選手に投げてもらいました。参考にしてね。
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次も優勝候補。『今井双葉さんプロテスト受けるってよ』
一寧君じゃあーりませんか。
身長抜かされそう。
久米一寧くん記事
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ボウリングの新スタンダード-両手投げ-(ダブルハンド)を身につける
一度は言ってみたい 「曲がりすぎて裏しか行かねーよ」 ・ ・ ・ 基本ガッツリ曲げることは無いと言うか曲げられない俺としては常日頃から言ってみたいキーワード1位がコレ この俺にとっては世界征服級のコノ ...
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久々の徳田有紀ちゃんも背が高くなってる。緒方彩音ちゃんには抜かされそうにない。
俳優さんのようなメチャイケメン佐賀県連吉村勝寿理事長。
優勝候補チームのひとつ大阪チーム。
そろそろどんな選手が投げているのか?見に行ってみましょう。
男子3人チームが行われていました。
やっぱ阿波踊りが有名だね。
徳島県
食べてみたい「めはり寿司」
和歌山県
「さわやか」のハンバーグは食べたほうがいい
静岡県
ボンタンアメって鹿児島だったのね。
このように全国から県を代表する選手が集結しております。
しかも、今回のレーンコンディションはかなりタフな様子で男子はだいたいこんなとこから投げていました。
思わずどこから投げとんねーんって言いたくなるほどのディープインサイド。
しかも
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かなりタフ!
このタフな選手権でも体のケアをしてくれるボウラーのオアシスが今回も出店中。
ファイテンさん
大会記念Tシャツも販売していました。
場内をパトロールしていると表面加工している斎藤祐太さんを発見。
斎藤祐太さん記事
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どう感じて、どう動いてるの?オイルコンディションへの対処を言葉にしてもらったよ
ボウリングは投げながらレーンコンディションを感じて、対処して効率よくポケットに集めてストライクやスペアを出していくことがスコアアップの秘訣です。ただ、レーンコンディションというのがなかなかの曲者で、ボウラーを悩ませることも多いです。そのレーンコンディションを味方につけることができれば、きっとストライクを量産できるはずです。では実際に上手な人はどのようにレーンコンディションを感じているのか? 感じ方や対処の仕方を言葉にしてもらいました。
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更にパトロールを続けていると見覚えのあるフォーム。
この後ろ姿は
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ふたつの夢を叶えたボウラー
安里秀策さん
安里秀策さん記事
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ふたつの夢を叶えたボウラー
プロボウラーでもあり全日本ナショナルチームメンバーでもあるこの漢。アジア競技大会では2大会連続金メダルを獲得していて、その他の大会でも数多くの実績を手にしてきた。業界初のこの漢の一年はどうだったのでしょうか?プロボウラーになった理由やプロとアマチュアの違いにも迫りました。
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あなたにとって全日本選手権とは?
文部科学大臣杯第59回全日本ボウリング選手権大会。なんともゴツイ名前の大会だねってくらいしか理解していないNAGEYO取材陣2名。もうちょっと理解度を深めといたほうがよさそうなので、会場にいる人を捕まえてこの質問をして回りました。
東京都監督
飯島祥行さん
年度の締めくくりで各県が力を入れる大会です。国体に次ぐチーム戦で、若い子達に経験させたい大会です。
全日本ユースナショナルチーム
愛知県
近藤菜帆さん
個人で取りたいタイトル。
この大会で自分の実力がわかります。
JBC職員
田中雄也さん
全日本は今の自分がある『宿命』と言ってもいい大会です。学連の監督をやっていて熱いヤツがいると評判になりJBCに勤めることになりました。
学生連合は全国から集まり、当日ぶっつけ本番で投げるので難しいところがあります。全日本に一番大事なのはチーム力です。
優勝を狙う人、それを支える人、大会を運営する人、いろんな人のいろんな全日本選手権です。
記事が長くなるので続きは後半で。