ご存知の通りボウリングは老若男女、誰でもできる、楽しめるスポーツです。
プレーした方ならわかると思いますが重いボールを使うボウリングは、なかなかの運動量です。競技として始めたら練習も必要ですし団体に所属したりトップアマチュアやプロボウラーを目指すなら何十ゲームも投げられる体力が求められます。
体重が軽い、痩せてるって不利なんじゃない?
皆さんの中には体質で太りやすい、痩せやすい、理想の体型や体重、自分が動きやすい体型をキープする努力をしている方も多いでしょう。
もう少し体型が○○だったらボウリング上手くなるのにな~
って思ったことはありませんか?
私は痩せやすいタイプでしたがプロを目指した時はほぼ毎日投げていてもボウリングをする体力に問題はありませんでした。しかしプロになって成績を出したいと思い始めた時に悩み始めたのが体型と体重でした。
体重が軽いとボールが弱いんじゃないか?
体型が細いから強くなれないんじゃないか?
体重が軽いと不利なんじゃないか?
人から言われると自分でもそうだと思うようになり食べることばかり考えていましたが太るどころか油断したら痩せてしまい、ずっと体重と闘ってきました。
体型より健康
笑っちゃうような方法もありましたがいろんな方法で体重を増やそうとしましたが変化はありませんでした。食べることばかり考えるのに疲れ、太りたい呪縛から解かれたら
「健康だったらいいんじゃない?」
「15ポンド投げられる体力があればいいんじゃない?」
痩せていることは欠点ではなく健康なら体型や体重は関係ないことに気付きました。
ポンドとは?
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ややこしいんじゃ~い!ポンドとかインチとかフィートとかのまとめ
普段使うことは滅多にないけどボウリングする時はかなりの頻度でポンド、オンス、フィート、インチっていう単位を使いますね。何の気なしに使っているけど1ポンドって何グラムなの?オンスって何よ?インチってどんくらいの事?改めて思うとわからないですよね?こんなボウリングでよく使用される四大単位をまとめてみました。今まで疑問に思っていた○インチ○分の○って言う数字もピンとくるようになるかもよ
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あの小柄なボウラーは誰?
そんな体型で悩み続けた私が去年一年、ずっと気になっているボウラーがいました。
塚田侑希さん
つかだ ゆうき
ユースナショナルチームメンバー
ナショナルチームとは?
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久々の現地取材でドキドキわくわくだった全日本ナショナルチーム選考会
2年に一度開催される全日本ナショナルチーム、全日本ユースナショナルチーム選考会が開催されました。久々の取材という事で体温管理、体調チェックをして行ってまいりました。多くのボウラーが参加していて嬉しい気持ちになりましたが、激ムズコンディションで気力体力も奪われるような展開でした。
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初めて塚田くんを見た時は、今時の両手投げの男子。
“小柄だけど元気あるボウリング”
という印象でした。その後ナショナルチーム選考会で見た時は“若いから上手くなるの早いね”くらい。しかし、その後の塚田くんの成長はボウリングの成長痛感じない?っていうくらいの速さでした。PBAリージョナルでも物怖じしない投球は目を見張るものがありました。
ボールと一体化する投球
塚田くんの素晴らしさは体とボールが一体化しているところです。
目一杯投げるけど力一杯ではない。
スイングとか振るという動作ではなく体幹を使って最後に体の一部だったボールが離れていく。
これは天性なのか、小柄だから身についたものなのか、もの凄く練習したのか、興味津々でした。
じっくり投球を見させていただき聞きたいことを質問してみました。
身長とか体重とか。
体重増やしたくて高カロリーの食事をして毎日肉食ったり間食しまくりました。
ボウリングキャリアは?マイボール持ってどれくらいですか?
野球経験があると聞きましたがそれはボウリングに活かされてますか?
ボウリングはお手本とか先生とかいたんですか?
それ以外の人のボウリングは見ませんでしたね。
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オスクパレルマはこんな人
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ウォウ~ウォ~な試投会で「ムーブメント」を起こしたい
コロンビア300からこの秋注目の新製品が発表された。その名はMOVEMENT∞BLACK!初代はあっという間に完売してしまい欲しいと思った人のところまで回らなかったみたいですね。今回はMOVEMENT TOURと題して全国を縦断していく試投会がありましたので新狭山グランドボウル会場へ行ってみました。ボールの試投はもちろん、ABSのごっちんに商品説明をしてもらいオスク・パレルマ氏のインタビューも成功。その後のデモンストレーションやオスク氏と投げられるチャレンジマッチにも参加した内容の濃い一日となりました。ボールが気になる人もオスクファンも注目記事ですよー
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半年間くらいっていうと今は何を考えて練習してますか?
練習ではどうやったら球が強くなるかは考えますけど。
誰かの真似にハマっちゃう人や、ずっとフォームの改造してる人が多いです。
キャリアが浅くナショナルチームメンバーになったりリージョナルで上位に行くのは簡単ではないですが短期間で成長した理由はなんだと思いますか?
それが上達する近道だと思いました。
スポコンて何?
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ショッパ過ぎるコンディションもイイ塩加減な説明でイイ塩梅
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戦略とか、あーしてこーしてとか。
難しいコンディションとか調子が悪い時は190アベでいいと思うようにしてます。
それを見てからスピードや球の強さにこだわらなくなりました。
今の自分に合っていればいいって。
それと左手はそんなに重要じゃないと思ってる人が多いですがしっかり支えることは重要だと思います。
最後の質問です。ボウリングに体型の有利、不利はあると思いますか?
初めは塚田くん本人に『小柄』という表現は言いにくかったですが身長を伸ばす苦労話や体重増量の話では爆笑でした。私には塚田くんが体型を気にせず投げているという確信みたいなものがあったので短期間で上達したことや思考の部分の話に興味がありました。
もちろん体型が大きければ有利ということはなく私のように背が高いからスイングしやすいでしょ、体重が重いからパワーあるでしょ、ということではありません。健康で動きやすい体型を維持するのは誰でも簡単ではなく体型や体質などが深刻な悩みになる場合もあります。
ボウリングは軽いボールではポケットに入ってもストライクになる確率は低いかもしれません。しかし体の成長やトレーニングでボールが重くなればストライクの確率は上がります。それ以外にもボールの種類やポケットに行く回数、体の使い方、今の自分はどうしたらピンが倒せるのか、いくつも方法はあります。塚田くんのようにいろんなオイルコンディションを投げるという経験を重ね、どうやったら倒せるのかを考えたら自然と自分らしいフォームができるのだと思いました。
4月から大学進学で北海道へ行くそうです。新しい環境でも塚田くんのボウリングは更に上達していくことでしょう。
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