いい感じに油の乗った年頃プロボウラー大集合！皆さん超元気

まず最初に大切なお知らせです

本記事に女子はほぼ出ません！

今回お届けするのはオジサマたちが集まるプロトーナメント

第6回 HANDA CUPプロボウリングマスターズ

この試合は平成27年6月6日現在 満50歳以上のJPBA男子プロボウラーとアマチュアボウラーのみ出場できる油の乗り切った中年の範囲ギリ以上の諸先輩方限定の戦い

昨年までは聖地、田町ハイレーンで開催していましたが、残念ながら閉館となってしまったため今年からは川崎グランドボウルでの開催となりました

まだ中年の範囲内の俺の目に飛び込んできた気になる施設

ガールズケイリン

そんなのあるんだーってググってみるとトップページに

「顔より太もも」

↓

はい

吹きました

残念ながらこの日は開催日では無い日、ガールズケイリン総選挙等何だか楽しそうなので開催日に戻って来ることを心に決めて諸先輩方のフトモモへ急ぎます

雨も上がって良い天気

目的地です！

グランドボウルと言えば送迎バスがかわいい
稲ボにもあったねー

スタスタと歩くペースがやたらと早い先輩の後を小走りについて行く

自動ドアを抜けて会場入り

この記事内で超貴重な

女子発見

よく見たらプロボウラーの三浦美里さんでしたー
トーナメントのお手伝いに来ているようです

レーン後方に移動してみるとAシフトの予選前半戦が行われていました

お客さんも結構います

ひと通り会場内を見て回ると過去に出て頂いたプロがたくさんいます

酒井武雄さん

原田昭雄さん

澤田哲司さん

ナイスストライクー!
って思ったら
リージョナル4連覇女子のコーチじゃないっすか

頑張ってください

会場にはBシフトに出場する選手が集まって参りましたのでインタビューして行きましょう

超ベテランの方達もいっぱいいますのでやっぱ気になるのは

「ここまで続けられるボウリングの魅力ってなんすか?」

みなさんに聞いてみましょう

マスターズ戦は初出場

坂田重徳師匠

N:
初出場との事ですが今の心境はどんな感じですか?
坂:
楽しみにしています
チャンスが出てくれば優勝したいですね
マスターズは初出場なので頑張ります
いや‼みんな頑張ると思うので努力しますよ
N:
プロボウラーになって何年ですか?
坂:
31年目です
N:
なぜそこまで続けられるんですか?
坂:
カッコつけて言えばお金儲け出来てたから
もし、ボウリングでお金儲けできなかったら足洗ってたと思う
そして、坂田重徳の自己主張をできたのはボウリングだけだったからですね
もしほかに自己表現できる場があったら考えていたかもしれませんけどね
僕は自己主張できなくなったらすぐ辞めます

2013MKチャリティ―カップで悲願達成

鈴木博喜師匠

N:
初めての参加という事ですがどんな気持ちですか?
鈴:
なんかシードプロもたくさんいるのでレギュラーツアーとあまり変わらないですよねー(笑)
出るからには優勝狙うんですが、色々とボールのラインナップ揃えてきたんで実戦で上手く使っていければなーと思っています
N:
どのくらいプロボウラーやってるんですか?
鈴:
18年です
N:
なぜそんなに続けられるんですか?
鈴:
何度も何度も現役を退こうと思ってたんですがシードは一度入りたいなーと思って続けてきました

2013年のMKチャリティーで優勝しシード入りの目標は達成できたんで、もうそろそろ良いかなーとも思うんですが、お客さんから応援も頂いているのでもう少し続けたいなと思っています

お茶目だけど体作ってるマッチョなベテラン

山崎行夫師匠

今年、愛弟子の飯田菜々さんがプロテストに合格し記事内にちょっとだけ出て頂いた事があります

N:
こんにちは～
山:
な、な、なに、何?
N:
インタビューさせて頂いてるんですがちょっとお話し聞かせて下さい
プロボウラー歴が長いと思うんですがいつプロボウラーになったんですか?
山:
1973年になったから
だから42年やってるかな
N:
ここまで職業として続けられる理由は何ですか?
山:
他にやることないから(笑)

とりあえず体が資本だから元気が一番だね

N:
山崎さんめっちゃ筋肉質ですね?
山:
脱いだ方が良いですか(笑)
僕は、元々走るのが好きでずっと走っていたんですが、何年か前から脚に違和感があったので走るのはやめて16年くらい前からジム通いして鍛えてますよ
N:
お腹出てないですもんね?
山:
僕はお腹出てるの大っ嫌い

仮面ライダーみたいに腹筋割れてますよ

今もなおボウリング界を牽引し続ける

矢島純一師匠

N:
まずは意気込みを教えて下さい
矢:
自分を見失わないよう冷静に！

まずは自分のボウリングができないとね

N:
矢島さんでも自分を見失っちゃうってあるんですね
皆さんに聞いているんですが矢島さんがここまで長く続けられるボウリングの魅力ってなんでしょうか?
矢:
やっぱり、この年までできる事が魅力だと思います
プロ選手として若い世代と戦うことができるし、プロとしてできるって事が魅力だね
もちろん、トレーニングしたりサプリメント摂ったりしますけどね

ボウリングの神様

岩上太郎神様

N:
ボウリングをここまで続けられる理由はなぜでしょうか?
岩
結局商売みたいなもんだからね
仕事だからですよ
N:
プロボウラー歴は何年ですか?
岩:
48年目かな
ボウリング歴は62年
N:
ボウリングの歴史をすべて知っているって感じじゃないですか
岩:
昔はピンボーイのアルバイトしてたんだよ
米軍の兵隊とかがすごいスピードで投げてくるから
ドワーーーーーーーーーンッてすっ飛んで来て危ないんだよ
あなたにはわからないかなー
N:
ボールの穴にチップが入ってる事があったって本当ですか?
岩:
本当だよ
今は硬貨だけど当時は100円札が良く入ってたなー
裏にいてチップくれるお客さんが来ると俺がやる!俺がやる!って仲間と取りあいしてたよ
N:
電話番号は入ってないんですか?
岩:
それは無かったなー(笑)

ハイスポ動画でもおなじみ

石原章夫師匠

N:
石原さんはこのトーナメントはどんな印象お持ちですか?
石:
50歳になりたてで初めて出た頃はもっと和気あいあいって感じしたけど、メンバー見るとレギュラーツアーと変わらないような感じだね
N:
石原さんはプロ何年目ですか?
石:
42年
N:
ここまで続けるボウリングの魅力とかこれがやめられないってあるんですか?
石:
まずは、職業であることと、そして継続することで自分に得るものがあるって言うところかな
もちろん体が資本なので身体が壊れないようにケアもしっかりとしてます

家族5人全員プロボウラー

斉藤正典師匠

N:
家族5人プロボウラーって凄くないですか?
お父さんの背中を見てみんなプロになりたかったんですかね?

奥様の斉藤悦子さん
息子さんも全員プロボウラー斉藤征哉、斉藤琢哉、斉藤祐哉

斉:
いや～違うね～
ただ生まれて2ヶ月くらいの頃から籠に入れてボウリング場に連れて行ったし、歩けるようになったら一緒にリーグ戦とかに連れてったからね
ボウリング場の音とか雰囲気とかが落ち着くんだろうな
N:
まだ、負けられないっすか?
斉:
もう負けてるね(笑)
記録は負けないだろうけどね
N:
ちなみに正典さん以外全員左利きなんですが、ボウリングさせるためにワザと左利きにしたんですか?
斉:
勝手に左で使うようになってたんだよなー
食事の時は僕以外全員左だから変な感じだよ(笑)
N:
正典さんはプロになってどのくらいですか?
斉:
もう41年だな
N:
そこまで長い期間ボウリングを続けるってなんですか?
斉:
楽しいからですよ
常に上手くなりたい強くなりたいって考えて練習してると1年てすぐに経っちゃう
今もそうなんだけど、負けたくないもっと強くなるにはどうしたら良いかな～って考えて練習するのが楽しい
N:
何となく40年経ったとかじゃないんですね
斉:
何となくだったらたぶんやめちゃってるね
だから、ボウリングに限らず物事は前向きだったら全部楽しいんじゃないかな

半世紀も投げてる偉人

安西勇二師匠

N:
安西プロのボウリング歴教えて下さい
安:
プロになって25年
ボウリング初めて50年
N:
まじっすかー
半世紀もやってるんですね
ボウリングの何が魅力なんですか?
安:
頂点が無い所だろうなー

俺も50年だよ!

と、いきなり登場

宮内圭次郎師匠

N:
宮内さんも50年て凄いですねー
なにがそこまで駆り立てるんですか?
宮:
僕はまだやり残したことがあるからまだまだ頑張れるんですよね
あとは、いつも色んな状況が同じな訳じゃないからそれに対応して上手く行った時の優越感みたいなのが良いんだよね

50年やっても極められない奥深さがあるわけですね

東京ポートボウルの支配人でプロボウラー

東海林忠勝師匠

N:
この大会の魅力ってなんですか?
東:
やはり50歳以上の方しか出れないって言うのが良いですよね
N:
ボウリング歴を教えて下さい
東:
プロになって8年
ボウリング始めてからは30年くらいだと思います
N:
そんなに長く続けられるボウリングの魅力ってなんですか?
東:
突き詰めても突き詰めても上があるので終わりがないって所だと思います
そこがボウリングの魅力なんだと思いますよ
N:
ちなみに支配人業と選手としての両立って難しいですか?
東:
やっぱりボウリング場を守っていくには、選手としての活動は難しいと思います
僕も出る試合はこの大会だけですからね

奥さんもプロボウラー

平尾勉師匠
奥様は近藤文美さん

N:
このトーナメントの魅力ってなんでしょうか?
平:
年に一度だけシニアが集まる大会です
この大会にしか出てこない人もいるから同窓会のような意味合いもあるね
ただ、ここ何年かはレギュラーツアーにも出てるメンバーがたくさん入って来たから昔よりピリッとしてるけどね
N:
ボウリング歴を教えて下さい
平:
プロボウラーになって32年かな～
ボウリング始めてからは37年かな?
もう忘れちゃった(笑)
N:
なぜこんな長くボウリングを続けられるんですか?
平:
え…?そんなの決まってんじゃん

職業だからだよ
仕事何だからやりたくない時もやんなきゃいけないのって当たり前じゃない?

N:
そう言われるとシックリ来ました

平:

俺、良い事言うでしょ～(笑)

プロショップKINTA代

矢野金太師匠

N:
こんにちはー
矢野プロはマスターズ初参戦と聞きましたがどうですか?
矢:
緊張はして......ません(笑)
N:
ボウリング続けて長いと思うんですが、なぜ長くボウリングするんですか?
矢:
30期なので何年になるんだろう?
この位の年になっちゃうとわかんなくなっちゃうんだよね
ボウリングはやっぱり楽しいですよね
5年くらいトーナメント休んだんですけど、やっぱりこうしてトーナメントに出てくると楽しいですよね
投げ始めると面白いですもん

ご協力いただいた師匠ありがとうございました

インタビューも終えゲーム中の様子を見に行ってみると、お話を聞いた時には見られなかった熟練の磨き抜かれた技が随所で見られます

男の真剣な表情はやっぱカッコイイすね

神様や鬼と呼ばれた男も真剣そのもの

この表情からも一投に掛ける想いが伝わってきます

豊富な引き出しから次の投球に必要な事を探します

ストライクが出れば心から喜び

300点を出した瞬間は子供のようにはしゃぐ
藤保豊さん

カメラを見つければキッチリアピールを忘れない

・

カメラ発見

・

ねっ!

・

ねっ！

マシントラブルでしばらく待たされたって

この表情

レギュラートーナメントには無い楽し気な雰囲気もありながら、勝負する場面はキチッと集中してビッグゲーム持って来る辺りはさすがの一言です

ボウリングの楽しさも辛さも経験し、試行錯誤してきた深みのあるシニア世代のボウリングをじっくり見てみるのはいかがでしょうか?

ボウリングの魅力がビシビシと伝わってきます

世代交代が必要と言われているボウリング界ですが、この強者揃いの大御所達に立ち向かい乗りこえなくてはいけない若手プロは大変なんだなーって思いました

そして、グランドボウルに来たらやっぱりコレ食べなきゃね

グランドッグ

・

うまw

川崎GB所属の安藤昭太郎さんからは勧められたのは

グランボール

お試しあれ