サムソリッド入れてる方多いですよね?
彼はいったい何者なのでしょうか
そもそもサムソリッドって何?って方含め紹介します
サムソリッドの登場です
サムソリッド
この姿
本当の姿では無いのです
彼の本当の姿は・・・
頭の先から足の先まで同じサイズに鍛え上げたボディー
凛々しく立ち微動だにしない姿が本当の彼
冒頭のオレンジのように各色揃ってたりします
呼び方も「サムソリッド」または「サムプラグ」なんて言われている彼ら
何故に使うのでしょうか?
グリ夫とグリ美のフィンガーグリップ兄妹は見た目から必要性を感じたりしますが
元の形とも変わって装着され触った感じも凹凸が有るわけでも無くゴムな訳でもなく
彼らの存在意義はなんなのでしょうか
冒頭のラクダさんはきっとなんとなく装着してるのでしょうw
- 説明しよう!
- ヤッターマン風で
ソリッドの役目1
ウレタン素材でバリアすることでリアクティブ素材の特徴(摩擦の高さ)を親指に伝えない働き
ボールの表面素材は、主にプラスチック・ウレタン・リアクティブウレタンと大まかに分けて3種類あります
その中で、主流となっているのはリアクティブ系
この中でもメーカーによって様々な種類があり、日々進化をしています
この、リアクティブ系の素材は、レーンとの摩擦を高めるために表面がペトペトッと吸い付くような質感が特徴、当然、レーンとの摩擦も高いわけですから、指との摩擦も高くなっちゃうわけです
摩擦が高くなるって事、すなわち指が抜け難くなると言うことですのでその予防効果があります
ソリッドの役目2
複数のボールの親指環境を一定にする働き
最近はボールを数種類準備して、レーンコンディションによってボールを選ぶことがスコアを安定させるためには必要とされていますね
ボール変えた時に、指の抜ける感じが変わり不安が出てしまうと、ゲームに集中できなくなっちゃいます
ソリッドを入れ素材を均一化する事により効果の違うボール達のサム部分を同じ環境にする効果があります
ソリッドの役目3
指さわり(感覚)の均一化
ボールは表面素材があり、その内部には2層目の素材そしてコアと呼ばれるウェイトブロックが埋め込まれています。
指穴は、表面素材と2層目を貫通してコアも削るため、その境目がボール持つときに気になる
場合や、プラグ(穴埋め)した所にドリルした際に出来る段差が気になる方へ指先の感覚を均一化する効果があります
ソリッドの役目1~3結局の所同じ事を言わんとしていますが
簡単に言うサムソリッドの役目はサムホールの
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なんて優しい奴だったのでしょうか
1度装着したらよっぽどの事がない限りその場で寡黙に安定感を提供し続ける
サムソリッド・・・君に「ありがとう」を贈ります
では安定感を提供してくれるサムソリッドの装着までを追って行きましょう
サイズは一般的に2種類の太さがあります
写真左は1・1/8㌅サイズ
指の太さが細い~中くらいの人向け
写真右は1・1/4㌅サイズ
指の太さが中くらい~太い人向け
写真には出ていませんが、1・3/8㌅サイズの極太もあります
あえてプラグ跡があるボールをチョイスし装着工程を
①ボールにソリッドサイズの刃で穴開けます
②ガコン・ガコン!
- 金づちでソリッド叩き入れます
- (ボンドで付けてあるから抜けないよ)
③まずは、こんな感じ。
④今度は、指サイズの刃でドリル
ウィ~~~~~~ン
⑤あいたよー
まだ、出っ張ってるけど これでよし
⑥そして、プラグカッターの出番
ボール表面の丸みに合わせて平らにするスゴイ奴
ビャアアアアア~~~~~ッ!
(この機械はうるさいのが多い)
⑦お、ほぼ平らになった
⑧あとは、やすりで整えて完成だー
ボールを削らないように匠の技が冴えわたる作業
お分かりいただけましたでしょうか?
自分で行う作業ではないですが、ショップの穴開けしてくれるお兄さん(←例えおじさんでも)に
「サムソリッド入れてくださ~い」
と言えば入れといてくれます
これで、安定した投球が約束されます。
ん~安心
あとは腕。
価格は、ショップによって異なりますが1000円~2000円位です