久々の登場
松Pでーす
プロトーナメントもシーズンで一番華やかな時期ですが終盤を迎えています
先日開催された第41回STORMジャパンオープンボウリング選手権は男子優勝山本勲さん、女子優勝松永裕美さんでした
優勝後に興奮冷めやらずのホカホカなお二人とハグできて喜びを肌で感じさせていただきました
優勝のお二人、この大会で15勝目、(株)アメリカンボウリングサービス専属、選手会長という共通点があったのでお話を伺ってみましたよ
電話で優勝インタビュー
まずはレディファースト
松永裕美 (まつなが ひろみ)
二連覇できて嬉しいです
去年の優勝もそうなんですが勝者ゾーンから負けなしの優勝だったのも嬉しいです
稲沢グランドボウルはアウェイ感がなく応援してくれる方も多くて投げやすかったです
節目の15勝ですがご自身はどう感じますか?
14勝目の時は20勝まで、まだまだだなぁって思ったんですが15勝できたら、またひとつ々頑張ろうって思えました
父が元気なうちに20勝したいです
今回対戦相手の姫路さんはライバルと言われていますがやはりライバルですか?
最近は世代交代と言われていますので二人で頑張ろうって言ってます
来年は新しいトーナメントも増えますがボウリング場の閉鎖も増えていますし将来的には不安ではないですか?
プロとして選手会長としてどう考えていますか?
選手会長としては観戦に来たお客様に楽しんでもらうために最高のパフォーマンスを見せること、チャレンジマッチなどでお客様と話し交流を深めています
プロボウラーそれぞれが個性を生かしたパフォーマンスを見せて欲しいです
残り二試合ですが三冠取れそうですか?
アベレージ1位は取りたいですね
ありがとうございました
続いて男子行ってみよ
山本勲 (やまもと いさお)
ジャパンOPはゲーム展開とか先を考えず1フレーム1フレームを大事に一球入魂で投げて勝てました
節目の15勝目ですがどんな気持ちですか?
プロになった時は毎年優勝を目標にしていました
今回のような気持ちだったら15勝はもっと早かったと思います
亡くなられましたが龍隆行プロがレフティートップの17勝をしているので、今はそれを上回る永久シード20勝を目指しています
是非、追いつき追い越してください
今年はSTORMが冠スポンサーでしたがABSの専属として負けられない気持ちでしたか?
ABSが冠スポンサーの時の方がプレッシャーがあったかもしれません
インタビューの中で「川添君がなかなか勝たせてくれないので」と場内を沸かせていましたが川添さんはライバルですか?
山本さんにとってどんな存在ですか?
川添君以外に「こいつ凄いなぁ」って震えるような存在はいませんね
川添君が海外でチャレンジしていることを応援していますし羨ましいとも思っています
活躍できると思いますが
川添君はチャレンジできる状況を作り実現しているから尊敬しています
ボウリング業界もプロのトーナメントも厳しい状況で更に男子プロは女子よりトーナメント数が少ないですが男子の選手会長として、これからどんな風に男子プロをアピールしていきたいですか?
しかしボウリングは規格が同じですから違いを見せるのが難しいです
ジュニアと一投勝負をしても負ける可能性があるので例えば男子プロのトーナメントはピンを重くするとか見せ方を変えなきゃいけない時期だと思います
プロボウラーは他のプロスポーツと比べてしっかり体調管理をしていけば長い期間できるスポーツなので、この先どうやって自分のキャリアを生かしていけるか、稼げるか、40歳までしっかり考えたいです
今年の三冠は現在どんな感じですか?
全日本はまた今年からタフなコンディションなので自分をコントロールして頑張ります
ありがとうございました
15勝目、ABS専属、選手会長と共通点がある男女の優勝者でした
本人達は以外と意識していなかったようですが来年のSTORMジャパンOPは誰が勝つのか?どのボールで勝つのか?興味は尽きません
私も頑張るし