JBCの大会に行くと明らかに観戦目的ではない真剣な眼差しをしている女子プロを見かけることが多い
一体何しに来ているのか
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高校選手権と東京国体でみかけた
彼女は現役プロボウラーでありながら日本体育協会公認コーチ資格を取得
さらにアメリカまで行ってUSBC (USBC日本語訳版)ブロンズコーチの資格を取得したそうだ
なぜそこまでするんだろうか?
そもそもUSBCのコーチってなんなのだろう?
疑問を解消するために普段から練習しているというタチバナボウルへ
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お‼来た来た
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板倉奈智美さん
ご存知の方も多いと思いますが「練習は計画的に!勇気を出して「休む」と言う選択」でお話を伺いましたね
良く練習するというボウリング場に押しかけて根掘り葉掘り聞いてみましょう
- N:
- なぜプロボウラーなのに鋭い目をしてJBCの大会会場にいるんですか?
- 奈:
- 東京都の国体コーチと岩手県アドバイザリーコーチをしているので普段からジュニアボウラーを中心に自分の経験やステップアップするための方法を教えています
- 国体のコーチになるには日本体育協会公認コーチが必要でしたので取得しました
- そして、ついにプロになる前から欲しかったUSBCのブロンズコーチの資格をアメリカに行って取得して来ました
- N:
- 資格マニアなんですか?
- 奈:
- 資格取得に当たって自分のためにもなるし、新しい出会いや人脈ができるのも一つの理由ですが最大の目的は
- ジュニア達にボウリングを伝えたかった
- N:
- その為にUSBCのコーチ資格を取得したわけですね
- で、USBCコーチってなんですか?
- 奈:
- USBC(United States Bowling Congress)はアメリカのボウリング全体をまとめている組織です
- 日本はプロやアマさらにボウリングに関する団体が色々と分かれていますがアメリカはUSBCがまとめています
- N:
- ではUSBCコーチって言うのはアメリカのみならず世界が認めたボウリングコーチって事ですよね?
- 奈:
- そのとおりです
- N:
- 別にその資格なくても板倉さんのノウハウは伝えられますよね?
- 奈:
- やはりボウリングに関するデータや様々な研究はアメリカが進んでいますので、私がアメリカで学んだことを日本で投げているジュニアボウラーのみんなに伝えたかったんです
- 自分がジュニアの頃にはノウハウがありませんでした
- 自分の師匠に教わって大会に出て経験したり学んだりした事を課題にして練習する、そしてまた大会に出るという感じでした
- でもそれでは時間がかかってしまうんです
- ジュニアはいろんなものを吸収できる世代なので、若いうちに色んなことを学んで早く世界に出て戦ってきて欲しいんです
- それには自分の経験してきたボウリングを教えるためにはどうすればよいのか?
- また自分の知らないことも学んで教えていきたいと思ったんです
- そのためにUSBCの資格を取ろうと思いました
N:
- N:
- 日本でUSBCの資格を持っている人って少ないですよね?
- 奈:
- 私の知る限り数人です
- ブロンズ・シルバー・ゴールドの3種類があります
- 今回私が取得したのはブロンズ・コーチです
- もっと勉強してシルバーコーチの資格にもチャレンジしたいと思っています
- N:
- 小宇宙(コスモ)を燃やしてゴールドまで行きましょうw
- 奈:
- ・・・・・・・
- シルバー以降は英語力も必要となりますし
- ゴールドはアメリカに何年間か住まないといけないですから現実的には難しいですね
- しかもゴールドを持っているのはアジア人では一人しかいないそうです
- シルバーを持っていると世界のナショナルチームのコーチができるんですよ
- N:
- 教えるの好きなんですか?
- 奈:
- 私はナショナルチームに入ったことで世界で投げる機会を多くもらいました
- アジア大会にも行きましたし、ボウリングワールドカップにも行きました
- そこでたくさんの人脈もできましたし、ボウリング以外でも人間的にステップアップできたと思います
- そこで出会った色々な分野のコーチの意見と自分の考えがリンクしましたし、何よりもボウリングは環境が大切だと思うんです
- 我流でもできますが自分の力だけではステップアップするのに時間がかかってしまいます
- 実際私は師匠について世界に出るまでに15年くらいかかりました
- それを5~6年に短縮できれば良いなと思います
- 何年か前に所属先のボウリング場へ向谷美咲ちゃんが練習に来ていました
- 確か小学校6年の頃だったと思うんですが、一球投げたのを見て
- 「この子は世界へ行ける」と確信しました
- 投げ終わったらアイシングしたり、身体のケアをするように伝えました
- こんな選手が数多く出てくれば日本は世界で十分戦えると思います
- N:
- どんなことを学ぶんですか?
- 奈:
- ボウリングに関するありとあらゆることを学びます
- 最近は両手投げのガイドラインもあるし、ボールやドリル、レーンコンディションの事もしっかりと研究されていていてデータとして持っています
- 私はドリルの事は詳しくなかったので今は日坂さんに基本的な事から教わっています
- 細かいことを言えばテープの貼り方などの小さなこともとても重要だと思います
- 間違えてしまえば投げ方も悪くなってしまうと思います
- 他にも親指が抜けないボウラーが居たとして、その理由がスイングではなくスパンかも知れないしピッチかも知れませんし、テープの貼り方かも知れません
- それを見抜ける目を持っていないと難しいです
- N:
- では板倉さんがもっと深く勉強したら日本はもっと強くなりますね
- 奈:
- もちろん私だけの力だけではできないと思うので、レーンコンディション・ボール・身体のケアなどのスペシャリストがひとつのチームとなってナショナルチームに帯同できアドバイスできたら絶対日本は勝てると思う
- N:
- それ凄くいい案ですね~
- 奈:
- その為に来年から合宿みたいなのを始めたいと思っています
- もちろんボウリングの事もそうですし寝食を共にしてレーン上では話せない事を話したり、悩みを聞いたりできたらなーって思っています
- 来年どっかでしたいなーって思っています
自分がプロボウラーとして活躍するだけでなく、次の世代にもボウリングを伝え世界で活躍するボウラーを量産していきたいと語る瞳はとても輝いていました
ボウリングをスポーツとして捉えて一生懸命練習に打ち込んでいる若者達よ!
板倉奈智美さんはその道を照らしてくれる人かもしれませんよ
ちなみにUSBCの資格はプロアマ関係なく取得できるそうですが、もちろんボウリングのコーチ資格なので簡単ではなさそうですがボウリングをコーチを目指す方は資格取得にチャレンジしてみても良いかも知れませんね
渡米費・滞在費別で3~4万円で取得できるそうですよー
最後に板倉さんから読者プレゼントにして下さいとボウリングタオル2枚預かりました
アメリカ直ボウリングタオル2枚セットにして1名様にプレゼント
応募期間は約1週間!件■
- 当たってyahooオクとかで売っぱらったりしない方
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■応募方法■
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10月27日23:00応募分まで
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