先日のボールのルール変更についての記事を公開した後に同じような質問を頂きました
ご存じない方はこちらの記事を熟読ください
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ボウリングボールのルールが変更になったの知ってますか?
ボウリングボールのルールがこの8月から変更となりました。俗に言う「バランスホール禁止」ってヤツ!サイドウェイト、フィンガーウェイト、トップウェイトと呼ばれる3バランスが重量差3オンスに変更、両手投げやサムレスの方旨の変更、それらを詳しく解説してまいります。
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バランスホールが禁止と聞きました
プラグすると動きは変わりますか?
という質問です
答えは
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・
・
変わります!
でも
どのくらい変わるのか?
曲がり量はどのくらい変わるのか?
許せる範囲なのか?
このあたりをしっかりボウラーに伝えたいって思ったので実験することにしました
思い立ったが吉日!
ソッコー準備をして近くのヤングボウルへ移動!
↓
暑いじゃん!
夜にします
頂いた虎屋本舗のおとなの珈琲ゼリーで涼みましょう
それではこの時間を利用して今日の実験工程を説明します
今日の流れ
その1 バランスホールが開いている玉を投げる
その2 バランスホールを埋める
その3 固まったら再度投げに行き違いを感じる
この作戦で行きます
実験スタート
時は来ました!
夜っていうか深夜になっちゃったけどヤングボウルは24時間営業なので大丈夫!
ボールバッグに2個の玉をいれてボウリング場に移動します
↓
↓
↓
夜中なのでお客さんは誰もいませんでした
実験する僕にとっては運よくレーンメンテナンス中
↓
5分ほどで終わるとのことでしたので待つことにします
セブンティーンアイスの安定の美味さを堪能しながら待つこととします
その1 バランスホールが開いている玉を投げる
実験対象の玉は芦川和義が愛してやまないこの子
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ウォウ~ウォ~な試投会で「ムーブメント」を起こしたい
コロンビア300からこの秋注目の新製品が発表された。その名はMOVEMENT∞BLACK!初代はあっという間に完売してしまい欲しいと思った人のところまで回らなかったみたいですね。今回はMOVEMENT TOURと題して全国を縦断していく試投会がありましたので新狭山グランドボウル会場へ行ってみました。ボールの試投はもちろん、ABSのごっちんに商品説明をしてもらいオスク・パレルマ氏のインタビューも成功。その後のデモンストレーションやオスク氏と投げられるチャレンジマッチにも参加した内容の濃い一日となりました。ボールが気になる人もオスクファンも注目記事ですよー
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もう1個はバランスホールが開いていない玉を用意しました
バランスホール開いてない
この玉の意味はバランスホールを埋める前と埋めた後で
「動きが変わったのか?」
「レーンコンディションが変わったのか?」
を判断するための玉です
よし!
ストライクがいくつか出ましたのでこのラインを覚えておきます
ストライクライン
立つ位置は33枚目
スパットでは17枚目
↓忘れると困るのでインサートテープでマークしときます
※ボウリング場には許可もらってます
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その2 バランスホールをプラグする
Drill処あしかわに戻りムーブメント・ムゲンブラックのバランスホールを埋めます
が!
今回初登場の速乾プラグ液
こいつは1時間で硬化します
それでは
固まるまで音と戯れます
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・
1時間経過
硬化したので削ります
↓
↓
玉全体を加工してしまうとプラグ前と表面仕上げが変わってしまいます
そのためバランスホール周辺のみを加工します
見た目は良くないんだけどね…
その3 固まったら再度投げに行き違いを感じる
バランスホールのプラグが終わりましたので再度ヤングボウルへ投げに行きます
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スタッフさんがマーキングを残しててくれてました
カズヨシいきまーーーーす
狙ってるのは17枚目ね
↓
もう一回
何度か投球してみましたが
なんとなく動きが違います
特にバックエンドに差し掛かるちょい手前あたりの動きが「ギュギュッ!」て強く向きを変えるような立ち上がりでしたが、埋めた後は滑らかに立ち上がり長い時間をかけて動きが出る感じです
では曲がらなくなったのか?というと、そうでもなくてバックエンドの動きは長い時間動くので深くポケットに当たる印象でした
まとめ
バランスホールが開いている状態で2ゲーム投球し、バランスホールをプラグした状態で2ゲーム投球しました
和義の感じ方は下記のとおりです
走り方の違い
バランスホールが開いている状態→オイル抜けた直後に動く印象
バランスホールを埋めた後→オイルから抜けても少し伸びを感じる
立ち上がりの違い
バランスホールが開いている状態→レーン中盤でハッキリ立ち上がる
バランスホールを埋めた後→レーン中盤で滑らかに立ち上がる
曲がり方の違い
バランスホールが開いている状態→急激にしっかり曲がる
バランスホールを埋めた後→滑らかに曲がる
当日のレーンコンディションはメンテナンス直後でしたがオイルはの長さは短めでしたので、ハッキリ動く玉よりも滑らかに動く埋めた後の方が投げやすく感じました
オイルがもっと多かったり長かったりするともしかしたらバランスホールが開いている玉の方が投げやすく感じたかもしれません
狙う位置は17枚目で立つ位置も前後で変わることはなく曲がる幅や量もほとんど変わらないなーといった印象でした
違う点はオイルを抜けてからピンに当たるまでの動き方がちょっと違うなって感じます
もっと回転数の多い少ないやスピードが速い遅い、レーンコンディションによってはもう少し差が出るかもしれませんが、和義の感想としては動きの印象が変わる程度の違いでした
これを大きな差と感じる人もいるでしょうし、気にならないという人もいると思います
とはいえ、競技団体に入っているボウラーや大きな大会に参加するボウラーはバランスホールが禁止となりましたのでショップに頼んでプラグしてもらいましょうね
その後動きのイメージが合わない時はアブラロンを使ってシャカシャカしましょう
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また、イメージが大きく違うと感じたボウラーは全ての穴をプラグしてレイアウトを変更するのもアリかもしれませんね
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