毎日暑いけどみなさーん
投げてますかー?
ボウリング場は冷房が効いているけど
投げ出すと意外と暑いってありますね
でも、それはスポーツの汗!
そう!
誰がなんと言おうと
爽やかな汗なんだー!
だー
だー
だー
って妙に暑苦しいことを言いましたが、今回は日本最大のスポーツ祭典関連の取材に行って来たのです
その名は!
毎年秋に開催されており、ボウリングも公認競技の中のひとつ
今年は松山空港の蛇口からポンジュースが出るという噂の愛媛県で開催されます
国民体育大会は都道府県対抗で行われるのですが、夏の高校野球のように県代表選手がすべて参加できるわけではありません
北海道・東北・関東・北信越・東海・近畿・中国・四国・九州の9ブロックに定められたた出場枠があり、各ブロックで行われるブロック大会にて出場枠を勝ち取らなくてはならないのです
今回は、そのブロック大会の取材なのですが、昨年は関東地区の取材に行って来ましたので、今年は違う地域ということで東海地区のブロック大会の様子を見に来ましたー
会場は
↓
お世話になりまーす
東海地区の属している県は岐阜・愛知・三重・静岡の4県この東海地区は、ボウリング場も多くプロボウラーやナショナルチーム、その他強豪選手を数多く排出している地域なのです
こんな激戦地東海地区に与えられた国体出場枠は
少年男子・女子は3枠
成年男子・女子は2枠
成年の部は50%の確率!
もちろん各県とも国体の為に1年間強化してきた自慢の選手を抱えています
現役ナショナルチームもいるしね
だからどの県も油断できない!
そんな、ブロック大会のは個人戦、2人チーム、4人チーム(成年の部のみ)で争われます
そして、重要なのが順位対象になるのは、合計スコアではなく国体で採用されているポイントなんです
もちろん、ポイントを稼ぐ為にはスコアなんだけどね
- 1位→8pt
- 2位→7pt
- 3位→6pt
- ・
- ・
- ・
- 8位→1pt
- ざっとこんな感じ
しかも!
チーム戦は
このポイントが
3倍
初日の競技予定はというと
少年の部個人戦6ゲーム
成年の部は個人戦6ゲームと4人チーム戦3ゲーム
二日目は、少年・成年とも2人チーム6ゲーム
かなり投げますな!
さあー
見せてもらおうか!
東海の戦いとやらを
まず最初は、少年女子の部を見て行きましょう
各県2名の代表選手がいるため、4県で8名いるので全員がポイントは貰えますが、2名の代表選手が上位入賞できると、有利な展開が期待できます
ちなみにワンツーフィニッシュだと15pt
みんながんばってねー
選手のすぐ後ろには監督がつきっきりでアドバイスや声をかけてリラックスさせたり励ましたりしている
さらに、ボックスの後ろでは情報収集班が動き回り、ゲーム毎の他県のスコアを収集
現在のスコアや順位、獲得ポイントの見込みなどが監督に伝えられる
インカムを使って、よりリアルタイムな情報を掴もうとする県もあり、この国体への本気度が伝わってきます
個人戦が終わったらお昼休憩を挟んで成年の部4人チーム戦が始まりまーす
そうです!
ポイント3倍のやつです
1位24pt
2位21pt
3位18pt
4位15pt
個人戦でコケたとこは、なんとしても挽回したいでしょうし、成績の良かったとこはこのまま逃げたいよね
礼儀正しくライバルにもしっかり挨拶
え---っと
和義事情により
ここまで男子はほとんど登場していませんが
・
・
・
安心して下さい
投げてますよ!
少年男子・女子の部は、個人戦のみのスケジュールだったようなので今日はもう投げないみたい
投げ終わった少年選手たちが僕らのとこにやってきて
みてみて~
と持ってきたのが
今流行りの
コレ
↓
ハンドスピナー
松Pとハンドスピナーで遊んでみよー
↓
↓
ただ単純にクルクル回るだけのハンドスピナーなんだけど実際回してみるとクセになる
俺もこのくらい高回転になったらなーなんて思ってると突然前始まった応援モード
さーいっちょぉーーーーーい!
という
JBC独自の掛け声!
お兄さん、お姉さんたちの応援も忘れません
中でも、この子の掛け声がすごかった
↓
↓
↓
↓
俺もこの子に応援されたいなーなんて妄想していると
松Pがすかさず話しかけに行く
↓
↓
- 静岡県少年女子代表選手
- すずき はる
- 鈴木波流さん
松Pが独断で決める応援ガールに決定!
男子も4県の選手がガチの戦いを展開!
でもポイント制なのでどの県が有利なのか不利なのかわかんない~って思ってたら
事務局さんが区切りごとに成績表をくれました
「成績表くれた事務局員さんありがとー」
初日の日程が終了して現時点での成績
- ★少年男子
1位 愛知県 15pt
2位 三重県 9pt
3位 岐阜県 9pt
-----------------
4位 静岡県 3pt
- ★少年女子
1位 静岡県 15pt
2位 愛知県 11pt
3位 岐阜県 5pt
-----------------
4位 三重県 5pt
- ★成年男子
1位 三重県 37pt
2位 愛知県 34pt
-----------------
3位 静岡県 25pt
4位 岐阜県 18pt
- ★成年女子
1位 岐阜県 32pt
2位 静岡県 28pt
-----------------
3位 愛知県 28pt
4位 三重県 26pt
初日終了時での成績を見ると成年男子の岐阜県、少年女子の岐阜県と三重県がピンチ!
成年女子は大混戦の模様
翌日の2人チーム戦が楽しみですね
何と言ってもポイント3倍だし、成年の部は各県から2チーム出るのでワンツーフィニッシュだと45pt稼ぐチャンスもある
昨日は女子にやたら目が行ってしまったので、今日は男子からいってみよー
とにかく目立ったのがこの2人
赤い彗星ブラザーズ
村瀬大地&村瀬大河ペア
兄弟です
兄の大地くんはパンツも赤い彗星らしい
ザクとは違うのだよ!ザクとは!
で、おなじみ(?)
静岡県のグフなふたり
大石拓実・植松智之ペア
昨日は4位だったので今日頑張んなきゃならないチームです
何つったってココで1位取れば24ptもらえます!
4位だと15ptなので、最大で9ptの差が詰まるわけ
三重県はまだ気が抜けませんが、愛知県は最下位でも30ptまであるので確定
静岡が1位獲ると27ptまでポイント伸ばしますので、現在2位と3位の三重県と岐阜県をまくる可能性が出てきます
少年女子も見に行ってみよう
静岡県は最下位でも30ptとなるので確定
愛知県は最下位でも26pt
もし岐阜県と三重県が1位と2位を獲ったとするとポイントで並ぶ可能性がある
なので自力で3位もしくは、静岡が1位か2位に入ると確定です
このあたりの、ポイント事情が非常に難解
ふとカメラから目を離し横を見てみると
か、神様の姿が!
近寄って話を聞いてみよー
↓
CHARACTERS
コレは何かのメッセージなのか?
意味を調べてみたら
「性格、性質、気質、特性、特色、人格、品性、高潔さ、正直さ」
なにか意味があるに違いない
話を戻します
少年女子の残り1枠を掛けた戦いは
岐阜県 vs 三重県
同ポイントなので勝ったほうが国体行き決定
・
・
・
そして
勝ったのは
三重県
丸本美佳&山下実沙稀ペア
激戦で熱気がムンムン伝わってくる成年の部も見てみましょう
各県から2チーム参加しているためワンツーフィニッシュを決めると45ptもらえ、下手こいて7位と8位になってしまうと9ptで終了
その差36ptあります
如何に、自分たちが打って上位に行くかが重要となるのはもちろん、もう一方のペアも打たなければならないかなり厳しい6ゲームとなります
男子は、初日で岐阜県が出遅れましたがワンツーフィニッシュで可能性が出てきます
現役ナショナルチームの吉田大祐さんも苦しいラインを必死に投げてます
↓
- つーか
- すげーとこから投げてるなー
女子はもう混戦すぎて何が何だかサッパリわかりません!
終盤になると異様なほどの応援合戦で盛り上がりを見せていた愛知県と岐阜県の動向が気になる
んでもって
試合終了
選手全員の素晴らしい戦いに松Pも拍手を送ります
・
・
・
なにやらゲーム終了した岐阜県女子の周りで不穏な空気が漂う
現役ナショナルチーム3名を有する岐阜県
まさか!?
・
・
・
泣いてるし
・
・
・
ダメだったのか?
と思いきや
笑ってるし
どうやら、ゲーム終了後即座にスコア計算をして負けたと思っていた
しかし、再計算してみると1ポイント差で勝っていたことがわかり瞬時に悲しみの涙からから歓喜の涙に変わったのでした
よかったね~
さー結果発表と表彰式が始まります
国体行きの切符を手に入れたのは
- ★少年男子
1位 愛知県 39pt
2位 岐阜県 27pt
3位 静岡県 24pt - ★少年女子
1位 静岡県 39pt
2位 愛知県 32pt
3位 三重県 23pt - ★成年男子
1位 岐阜県 63pt
2位 愛知県 61pt - ★成年女子
1位 静岡県 64pt
2位 岐阜県 56pt
そして、各部門上位入賞の皆さん
↓
頑張って探してねー
成年女子1位通過 静岡県
- 成年女子監督
- 菅隼人さん
ポイントだけ見ればぶっちぎりに見えますが、最後の最後までほんとうにわからない展開でしたので内容は僅差でした
今年はチーム愛をテーマに戦ってきたので、2年連続ダメだったんですが久々の国体を戦ってきたいと思います
成年男子1位通過 岐阜県
- 薮下浩一・夏目智樹・長澤椋・竹林俊介
- 本当にワンツーフィニッシュ決めて歴史的大逆転
初日うまく行かなかったのはすべて私の責任です
しかし選手は私を信じて頑張ってくれました
最終日は、自分たちが強い気持ちで逆転するんだと戦いました
愛媛でも頑張ってきます
総合1位 愛知県
選手層の厚さで揺るぎない強さを発揮
- 成年男子監督
- 本永昌史さん
3部門行けることになりました
愛知県は月に2回研修会を開いているのと、各ボウリング場のご尽力でクラブ活動や競技会なども開いて頂いていることが今回の良い結果に結びついたのではないかと思います
国体では優勝できるように頑張ります
国体出場を決めた選手・監督・県連の皆様おめでとうございます
全部門国体に行ける県は残念ながら無かったところを見ると、いかにブロック大会が厳しいか想像できると思います
ポイント制なので、他県の動向により順位が大きく入れ替わりめっちゃドキドキします
そもそも、国体選手を選ぶために各県では研修会や選考会があり、一握りの選手が選ばれます
そして、ブロック大会で更にふるいに掛けられてしまうので実際に国体本戦に行ける選手は全国的に見ても数少ないのだと思います
また、各県連で選手強化のために人材育成や技術向上に力を入れているので周りからの期待や応援も励みになる一方で、国体に出場できなかった選手にしてみれば応援してくれた人や仲間に「ダメだった」と伝えなくてはいけないのはとても辛いことでしょう
しかし!
若者たちよ
諦めてはいけない
来年も国体は開催されるので、その時のために準備すればよいのだ !
ね?