皆さん2018年も残りわずかとなってきましたね
毎年この時期思うのが1年てマジで早いです
大人になればなるほど1年が早く感じるのはなぜなんでしょうか?ってググってみると「ジャネーの法則」というのが見つかりました
これによると、50歳の人の1年は人生の50分の1、10歳の1年は人生の10分の1となるので人生が長くなるほど心理的に1年は早く感じるそうです
ということは、来年は今年よりも早いってことになるんジャネー?
ドリラー芦川和義が選ぶ 玉・オブ・ザ・イヤー
さて、ボウラーに無くてはならない玉のことについて触れてみます
主要3社から今年発表された玉の合計は138個
毎月10個前後発表されていますからね
今年皆さんは何個の玉を作りましたか?
ドリラーとして玉の情報は毎月とても楽しみにしています
今年発売された玉の中からソリッド・パール・ハイブリッドの素材別に玉・オブ・ザ・イヤーを決定したいと思います
ドリラー和義が選ぶ 玉・オブ・ザ・イヤー ソリッド素材の部
ポイント
ソリッド素材の特徴はキャッチ力が強いのでオイルゾーンで滑りすぎないのとレーン中間のオイルゾーンとドライゾーンの境目での動きが安定しています
そのためピン前の動きも読みやすいので難しいレーンコンディションや滑りすぎるコンディションで使いやすい
手前の走りが軽快なのにレーン中間での立ち上がりが安定していてしかも読みやすい
尚且、バックエンドではハッキリとしっかりと向きを変えてくる動きはソリッドの玉とは思えない
使っている素材はR2Sというオイルにはそこまで強くないけれどミディアムヘビーからミディアムライトくらいまで幅広く使えるので、常にバッグには持っておきたい玉ののひとつ
持っている人は手入れして大切に使ってね
ハイスポさん再販頼みます!マジで
ドリラー和義が選ぶ 玉・オブ・ザ・イヤー パール素材の部
ポイント
ソリッド素材にパールを混ぜることによりオイル上の摩擦を弱めています
これにより手前の走りが良くなりフッキングのエネルギーをピン前まで保持してくれますので、いわゆる走って切れるという表現をパールがとても多いです
少し前まではパールと言うとピン前での動きが暴れてしまうと嫌う人もいましたが、コアの設計やオイルに強い素材を使うことにより使い勝手がかなり良くなっている
当然レーン中間での立ち上がりも見やすく先でもしっかり動いてくれますから、遅くなってきてもインサイドに寄って先で合わせることができる秀逸な玉
ゲーム数が長くなってくると手前のオイルが薄くなって先での動きが鈍くなってきます
そうなると中に寄ってオイルを使うのですが、行き過ぎてしまったり先での動きが足りなくなってしまったりすることがよくありますね
この玉はよく転がって先も向いてきてくれるので安心でパールなのにレーンコンディションを把握しやすい
あまり使っているボウラーを見かけませんがまだ売っているようなので見つけたら即買いしましょう
ドリラー和義が選ぶ 玉・オブ・ザ・イヤー ハイブリッド素材の部
ポイント
ソリッド素材とパール素材を混ぜ合わせています
特徴はソリッドの安定感とパールのキレを混ぜたイイトコ取りってことになりますので、どんなレーンコンディションにも合わせやすいという特徴があります
新しく開発されたアトミック・コアは通常使用されているコアよりも1ポンドも重く設計されていて7ポンドもあるそうです
これにより直進力が増し、摩擦の強い表面素材を被せても走ってくれると設計者が話してくれました
使用のできるレーンコンディションはオイリーですが思いの外先まで行ってくれるのと、レーン中間からバックエンドの動きは強烈な強さです
コアが重たいことでピンに当たっても負けにくくなっているようなのでポケットに集めれば本当によくピンを倒してくれます
万が一ショップで見つけたら即ゲットだよ!
おいおい!俺の使ってる玉が入ってねーじゃねーか!って方は是非ともその玉の感想をみんなのレビューに書き込んでくださいね(笑)
俺の2018年の印象に残っている出来事
今年は4年に1度のアジア競技大会があったり、初めてJPBA・JBC・NBFで開催されたラウンドワングランドチャンピオンシップ、国体も初めて観戦しました
本気で戦う選手達の戦う姿を直に見ると手に汗握りますし、勝負の掛かったゲームではドキドキします
勝った選手、負けてしまった選手の姿を間近で見られ、何度も選手の涙にもらい泣きしそうになりました
第18回アジア競技大会ボウリング競技
記者会見に行き、戦い直前の選手の声を聞いてきました
公開練習にもついていき、ナショナルチームの練習や準備を見ているとワクワクしていました
大会中もfacebookで現地の速報を流して、現地のサイトの更新を楽しみしていながら5分おきにiphoneをチェックして仕事にならなかったです(笑)
ご存知の通り男子トリオ戦で2大会連続の金メダルを獲得
- 全日本ナショナルチーム 男子キャプテン
- 佐々木智之
- 全日本ナショナルチーム
- 和田翔吾
- 全日本ナショナルチーム
- 安里秀策
前大会と同じメンバーでのトリオ戦で連続金メダル
きっと、アジアのボウリング選手はこの3人が出てきたらヤバイなーって思うことでしょう
女子でマスターズ戦で初となる金メダル獲得
1ゲームマッチでの対戦方式で驚異的な勝負強さは見事でした
彼女とは大会前にレッシュ4スタンス理論でのトレーニングやドリルで、自分が関わっているいる選手が金メダル持って帰ってくるという初の経験をして本当に嬉しかった
- 全日本ナショナルチーム
- 石本美来
帰国した選手の生の声を聞こうと成田空港まで迎えに行きましたが、なんと一日到着日を間違えて案内されて誰もいませんでした
当時はムカムカしてましたが
今となっては
あれはあれで面白かった(笑)
福井しあわせ元気国体
ほぼ寝ずに夜中のロングドライブで福井県まで取材に行ってきました
過去にはブロック大会へ取材に行ったことはありましたが国体の本戦は初めてでした
圧倒されたのは応援
JBCおなじみの「さーいっちょーーー!」が場内に響き渡り、隣いる人とまともに話ができないほどの大声援
投げている選手も熱いけど、応援も熱くて大会中は投げたり応援したりの一週間で体力的にも精神的にも本当に凄いなって思いました
報道用撮影スペースにマジ感謝
ROUND1 GRAND CHAMPIONSHIP BOWLING 2018
JPBA・JBC・NBFの3団体のボウラーが全国から集結して誰が一番強いのか?を決める大会が初めて開催されました
この大会は各団体が各地域で予選会を行い勝ち抜いたものがグランドチャンピオンシップに参加できるというもので、なんとアマチュアにも賞金が支払われるというビックリなトーナメントでした
プロボウラーはもちろん
普段同じ場で投げることがないアマチュア団体
同じ舞台で戦っていることがとても新鮮でした
プロボウラー和田秀和の優勝シーンはシビレルほどカッコよかった
レギュラー部門・シニア部門・グランドシニア部門
世代も団体も超えての大会
やっぱボウリングって素晴らしいなーなんて思っておりました
そして忘れられないのが、女子レギュラー部門で優勝したユースナショナルチームの泉宗心音の優勝です
彼女のドリラーをしている僕は、大会前に持ち込むボールを選んだり、大会用にボールを作ったりして挑んだ大会
決勝まで進出した彼女の後ろから星飛雄馬のお姉さん状態でドキドキしながら、投球に一喜一憂しながら見守っていました
もちろん彼女のボウリングが素晴らしかったのですが、普段からコミュニケーションを取っている彼女が眼の前で優勝してくれたことはドリラー冥利に尽きる最高の瞬間でした
読者の皆さんへ
今年もいろいろな場所に出かけて、読者の皆さんに声をかけていただいたりしました
中には、やっと会えたって行って下る方が居たり、お土産をくださったりする方までいらして本当に感謝の一年でした
また来年も色々な所に出かけますので、見かけたら声かけてくださいね
基本NAGEYOシールは持ち歩いていますが、極稀に持っていないこともあります
その時は残念でしたってことで(笑)
ありがとうございました
2019年もたくさん打てる年でありますように