NHK杯争奪第49回全日本選抜ボウリング選手権大会と注目ナショ - NAGEYO（ナゲヨ）打てる気がするボウリング webマガジン

みなさーん5月17日(日)に生中継されたNHK杯は見ましたかー?

日曜日の午後ゴロゴロしながらTVでボウリング見るってなかなか幸せな時間

しかもNHKが放送するってことで全国的何だかワクワクしてました

が!

その時間僕は車で移動中で見ることが出来なかったー

orz

この大会は昨年も取材に行き注目選手に話を聞いてみたり、優勝した向谷美咲さんや手島大地さんに電話インタビューしたりしました

JBCの大会なので当然全員アマチュアなのですが、この大会の正式名称は

NHK杯争奪第49回全日本選抜ボウリング選手権大会

大会名の中に選抜と入っています

つまり、この大会は出たくても選抜されないと出場できません

参加資格一覧表を見てみると

全日本選抜歴代優勝者、昨年世界大会へ派遣された日本代表選手、今年度のナショナルチームメンバー(ユース含む)、全日本〇〇大会と名の付く大きな大会の上位入賞者や優勝チーム、全日本学生連合代表者、平成26年度の公認最多ゲーム(1000ゲーム以上達成者)

なかなか出るのが難しい大会

この大会に出場するために一年間頑張る選手もたくさんいるそうです

ちなみにこの僕もJBCに加盟しNAGEYOクラブを立ち上げた所なので、いずれ出場したいなーなんて思ってみたり、無理かなーなんて思ってみたりもしています

さて、大会の開会式にはJBCの会長武部勤さんも挨拶来ると聞いていたのでオリンピック記者会見の時のように一声頂こうと思い、まつＰと待機していましたが、開会式前で忙しそうだったため、トイレに来られた所をパシャと頂きました

記者会見やシンポジウムなどで何度かお会いしているので覚えててくれました

タケちゃーん♡　BYまつP

開会式は偉い人たちの挨拶

マツＰが喜ぶタケちゃんもごあいさつ

さすが元政治家さん素晴らしいご挨拶

優勝杯返還や選手宣誓

そして出場選手の紹介などテンコ盛りでガッツリ1時間かかりました

最多ゲームを記録した選手や昨年のアジア競技大会のメンバーも紹介

最後に先日の選考会で決まった新ナショナルチームのみなさん全員を撮影

皆さん頑張ってくださーい

開会式後ディフェンディングチャンピョンの向谷美咲さん発見したので今大会の意気込みを聞いてみましょう

N:
こんにちはー
2連覇がかかった大会ですが始まる前の意気込みを教えて下さい
向:
今回は連覇がかかっているので少し緊張もありますが、長丁場のNHK杯ですので確実に行くところは確実に攻めるところは攻めて最終的には優勝を勝ち取りたいと思います
最後の一投まで頑張ります
N:
がんばってくださーい

そろそろ始まるようです

女子は1階フロア、男子は2階フロアに分かれて開催です

開始前にはアプローチに上がってみんなで握手し互いの健闘を誓い合います

こーゆの見るとスポーツっていいなって思いますね

予選の様子を見てみると選抜された選手だけありみんな超絶巧い

簡単にストライク出して行きます

うろうろしているとプールの監視員が座るような椅子発見

どうやらJBCの審判がいるようです

あまり見慣れないですがJBCの公認大会にはいるようです

審判は物言いがついた時やスムースな進行を行うためにいるそうです

そこへ男子の前回チャンピョン手島大地さん発見

昨年は優勝後こんなんなっちゃってる噂がありましたが

どんな感じか聞いてみましょう

N:
手島さーんこんにちはー
今回の意気込み教えて下さい
大:
今年は欲を出さずに自分のボウリングができるように頑張ります!
一応、勝ちは狙ってます(笑)
N:
何で笑っちゃうんすかー?
大:
だって△□＄＊＃＞

・

恥ずかしかったようですw

大会は予選3回戦まで行われ9ゲームトータルで男子40名女子28名が準決勝進出者が決まります

準決勝は6ゲーム投球し予選と合わせ15ゲームトータルで男女12名が最終日の決勝に進みます

決勝は6ゲーム行われ予選からの合計18ゲームで上位4名がファイナルに進出し1ゲームマッチを行います

そのスコアで上位2名が勝ち残り優勝決定戦の模様を全国に生中継されるという仕組みです

では、一気に時間短縮して決勝に残った4名が1ゲームマッチの結果まで飛んじゃいます

もうTVでやっちゃって結果わかっちゃてるけどね…

男子(左から)
日比正裕191点
安里秀策174点
佐藤貴啓226点
佐々木智之183点
写真提供：JBC

女子(左から)
向谷美咲228点
石本美来233点
霜出佳奈223点
山本菜由161点
写真提供：JBC

そして優勝決定戦は

男子

佐藤	1		2	3		4		5	6	7	8	9	10
	9	spare	strike	9	spare	9	spare	9	strike	strike	9	strike	7	2
	20		40	59		78		87	116	135	144	163	172

日比	1	2	3	4	5	6	7		8		9	10
	strike	7	strike	strike	strike	strike	7	spare	8	1	9	9	spare	strike
	17	24	54	84	111	131	149		158		167	187

女子

石本	1		2		3	4		5	6		7		8	9		10
	9	spare	8	spare	strike	8	spare	strike	8	spare	7	spare	8	8	spare	7	spare	strike
	18		38		58	78		98	115		133		141	158		178

向谷	1		2	3		4	5		6		7	8	9		10
	9	spare	strike	9	spare	strike	9	spare	8	spare	strike	strike	7	spare	strike	9	spare
	20		40	60		80	98		118		145	165	185		205

というわけで最終順位が決まりました

優勝は日比正裕さん

写真提供：JBC

後日、日比さんに電話でインタビュー行ってみましょう

N:
はじめましてNAGEYOです
優勝おめでとうございます
日:
ありがとうございます
正直な所12位に残ることが目標だったんです
準決勝の後半くらいから、こんな感じかなーってのがわかって来たのもあり、目標をひとつ上げて4位に残ったら嬉しいなって感じで投げていました
N:
準決勝のラスト2ゲーム285点と288点て恐ろしいほど打ってましたね
日:
その少し前あたりからこうやればいいんだなーって言うのがわかってきました
N:
日比さんはどんな方なんですか?
日:
もう結構前になるんですがナショナルチームのメンバーでした
その頃は、積極的に参加していました
でもナショナルチームを引退した時にボウリングの熱が冷めちゃったんです
NHK杯、全日本、国体など主要な大会は優勝しましたし、東アジア選手権でも金メダルを獲りました
ワールドカップの国内大会でも優勝したので、目標が無くなっちゃったんです
N:
うわ～～～
そーゆーの言ってみたいです
日:
そこで下地コーチのの所に相談に言ったんです
そしたらレーンコンディションやボールはどんどん進化して行くし、世界にはお前の知らない強い奴らがゴロゴロいるんだぞってが喝を入れられました
案の定、下地さんが言っていた通りJBCの大会でも世界大会で使うようなスポーツコンディションを引くようになり、全く打てなくなりました
それから、地元でお世話になっているプロに色々と協力してもらい、スポーツコンディションを作って頂いたりボールの事を教わったりして自分のボウリングをイチから作り直しました
N:
へ～
世界を極めた選手でも作り直すんですねー
日:
2年前くらいから色々とわかって来たのでそろそろ大会に出ていくかなって事で来てみたら優勝してしまいました
N:
ではこれからも色んな大会に出ていくんですか?
日:
もちろんです
これからはどんどん出て行こうと思います
N:
やばいなーって思ってる選手いっぱいいると思いますよ(笑)
日:
そうですかねー(笑)