- 若者1
- レーンて木でできてんすよね?
- 若者2
- え、そうなの?木っぽくなくね?
夏の暑い日差しが差し込むボウリング場の1BOX・・・
二人の青年が知ってるようで知らない、知らないようで知ってる素朴な問掛けを繰り広げて居るの午後三時
ココゾとばかりに話に割って入り
レーンはね楓と松で出来てる木製のウッドレーンと
合成素材に木目を印刷し出来てる合成レーンてのがあって
合成レーンは「アーマーレーン」「シンセティックレーン」「プラスチックレーン」とか言われてて
kじゃううぇrhchsどぃあsdjhsdjpjさうwくぇろ)&%I=AS6~)ASdhkSdflk・・・・・
なんて説明はしませんでしたけど
これはきっと今主流のレーンについて考えてみなさい!ってボウリングの神様のお告げだと思ってた矢先、最近ウッドレーンから、合成レーンに変えボウリング場が有るとの情報GET
これはこれは毎度おなじみ厚木ツマダボウルさんではありませんか
今度はレーンについてあんな事やこんな事を聞きに突撃です
先日彼に任せれば大丈夫!メンテナンスマシン知ってますか?にて登場しました、
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この人↓
堀さんです
あれれ、こないだと違う人・・・・・・いや 正真正銘ツマボ堀さん
- 芦
- 今回もお世話になります。
- 早速本題なのですが、ウッドレーンから合成レーンに変えたと聞きましたが、そのあたりのお話聞かせてください。
- 堀さん
- 変えましたよ(・∀・)
- 約40年ウッドレーンで営業してきました
- 歴史も思い出もあり、ちょっと癖のあるウッドレーンに思い入れもありますが、長年使い続けてリサーフェイスも難しくなってきたので
- 馴染み無い専門用語登場
- リサーフェイス
- 堀さん
- ウッドレーンは日頃の営業で傷んだ箇所の修理や、ゆがみ、へこみを水平にするための工事をしなくてはいけないんです。
これが「リサーフェイス」です - このリサーフェイスの実施より短いスパンで、レーンの表面に塗ってあるコーティング剤も塗り直しします。
- アプローチも同様ですよ
でもウッドレーンは手間もかかるけど愛着も湧くんです
- 合成レーンにしようと思ったのは、ウッドレーンの維持費がかかるというのもあるんですが、もう一つの理由があって、工事する職人さんが減ってるんです。
- 最近は、合成レーンが多くなってリサーフェイスなどをするボウリング場が減って来たためだと思います
確かにウッドレーンて少なくなりました
ボウリング業界にも職人離れ問題が有るのですね
レーン職人の匠技の継承しっかり次の世代に引き継で欲しいところでもありますがその技術を必要とするレーンが無くなってるとなるとなかなか難しい問題ですね。
余った合成レーンがあるので見てみますか?
あまりの薄さに驚くと「約1cmほどの板、ですが既存のウッtドレーンの上に敷くので問題ない」との事
正直16ポンドを投げたら割れそうな薄さです。
- ピンデッキもありますよ
- ※ピンが立つとこ
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あっ!!
ええぇぇぇぇ~
ここに入ったら気分はもう入射角5度で勢い良く転がってくる玉を迎え撃つピンの気分
更衣室の床にするなんてオモシローイ こういう使い方が有るのか
みんな何番ピン位置で着替えるのでしょうか
- 堀さん
- 僕、今朝は6番ピンで着替えましたw
↑ウソ 捏造です
「脱衣スペース」いや「ピンデッキ」に近寄って見て乗っけて見たレーン切れ端と比べると大分厚みが違いますね
そして、木目のプリントされていません
堀さん曰く、一番衝撃が有る場所の為しっかりとした作りになってるとの事
実際にレーンが乗っかってる所見れるのでレーンに
実際に工事が完了しウッドレーンの上に合成レーンを載せたレーンを見に行く前に大掛かりな工事の風景をご覧ください。
ここも職人さん達の大活躍する1コマです「水平」とったりすごく気の使う工事ですね
- 堀さん
- 到着です
- ガターの際で見れますよ
- 芦
- 合成レーンだけ見ると薄く感じますが、実際にれーの上に載ってるとかなり高さが変わりますね。ピンセットの機械の高さ調整とか大変そうです
上に乗せた合成レーンが下のウッドとピッタリじゃない事に驚きです - 堀さん
- 仰るとおり
- 機会の設定が大変です
- レーン工事は職人さんがやってくれるんですが、機械は一台一台自分たちで調整していくので時間がかかりましたね
- 芦
- この飛び出た紙みたいなのなんですか?
職人さんが挟んでいった請求書?
- 堀さん
- ・・・これは、レーンの水平を調整するための薄い板です。
- レーンの幅1,050mmに対して、40/1000インチ(約1.0mm)以内と決められています。
- 芦
- 数字が小さすぎてピンと来ませんが、非常に神経質な部分なんですね。
- 実際に、ウッドから、合成レーンに変わってどうですか?
- 堀さん
- ジュースこぼしても大丈夫です
- 芦
- 確かにウッドレーンだと染み込んじゃいますもんね
- 堀さん
- あとは
- ローリングトラック傷が付かない
- 日々のメンテナンスが楽
- クリーンにボールが走る
- お客様がファールしたとしても、クリーナーで拭くだけで元通りです。
- 個人的には
- 10ピンカバーするときに板目を何枚も越えていく感じがとてもクリーンで気持ち良くガターに落ちる
- です。
- 芦
- ・
- ・
- ・
- 逆に、イマイチだなーとかはありますか?
- 堀さん
- ボールが落ちる時の軽いポコーンって音がイマイチなとこかな?
- 音は、ウッドの方が重厚感があって好きでした。
- あとは、レーンごとの癖が無いので、そういった意味ではウッド
- のほうが面白かったかな?って気はします。
イマイチな点を数個出しながらも「お客様に喜んでもらえた」から大満足
と満面の笑みの堀さんお客様の事を思ったセンター作り素晴らしいです。
ついでに手入れも楽になって良かったですね
忘れては行けない冒頭の青年たちの疑問点次見かけた際には
木でできてる所もあるし、合成レーンでできている所もある。
ただし、木のレーンは減っていく傾向にあり。
ウッドレーン見つけたら投げるべし!
と伝えねば
店舗名 | 厚木ツマダボウル |
---|---|
住所 | 厚木市妻田北1-11-14 |
TEL | 046-221-5377 |
営業時間 | 月~金10:00-24:00 土曜日/日曜/祝祭日8:00-24:00 |
休日 | 年中無休 |
レーン数 | 24 |
駐車場 | 500台 |