今年も5月17日から19日まで新狭山グランドボウルでNHK杯が開催されます。
昨年の第56回大会は座波政斗さん、太琳華さんの若い優勝者と沖縄パワーが印象的で今でもその場面を鮮明に覚えています。
松Pとカズヨシは今年も取材に行きますが始まる前に知っておくと何倍も楽しく観戦できるお話をお届けします。
会場で観戦できない方は男女優勝決定戦がNHKで生中継されますよ。
メモ
【NHK・Eテレ】
女子・男子優勝決定戦
実況生中継
5月19日(日) 15:30~17:00(予定)
昨年のNHK杯記事
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今年のNHK杯は『時代』を感じる決勝戦でした
今年も観戦に行ってきましたよ。久々の観戦が許された大会で応援の声や拍手などがあって熱気あふれる大会となりました。もうご存じの方も多いと思いますが優勝は沖縄県若い二人に決まりました。決勝当日の模様をお届けします。
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まずはこちらの歴代優勝者を見てください。(ナショナルチームの下地監督の資料)
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当時のナショナルチームメンバー
ナショナルチームメンバーが強いのと複数回優勝が多いですね。
この中から歴代優勝者2名と、この表を作ってくださったナショナルチームの下地賀寿守監督にお話を伺いました。
おひとり目 下地賀寿守(しもじ かずもり)さん
ナショナルチーム監督、NHK杯テレビ決勝の解説者としてご存知の方も多いと思います。
昨年は男女ともに沖縄のボウラーが優勝したのでこんなでした(笑)
2005年~2008年まで国分寺パークレーンで開催。
2009年BIGGOX東大和グランドボウルで開催。
2010年第44回大会、会場がJFE千葉リバーレーンに移ったところから解説者席 に座らせていただいたので、今年で14年目になりますね。
特にTVファイナルにナショナルチームメンバーとナショ以外の選手が入った年の打倒ナショ!的な雰囲気は最高で会場全体が緊張感で包み込まれます。
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ハイスコアでの激しい戦いが展開されることでしょう!
もちろんそのプランを実践するには確かな技術が必要となります。
やみくもに何の根拠もなく「打ちたい!打ちたい!」ではダメだという事です。
おふたり目 向谷美咲さん(むこうたに みさき)さん
第44回、48回、49回大会優勝
現在はスウェーデン在住、地元クラブTeam X-Caliburに所属して昼間はスウェーデン語を学ぶために学校へ通い、それ以外の時間でリモートワークをしてながら、ボウリングを続けている元ナショナルチームメンバー女子キャプテンです。
またNHK杯が他の大会と違うところがあったのか教えてください。
予選+準々決勝のスコアでラウンドロビンへ進めるので、予選から打てそうな時にはしっかり打ち切ることは大切だと思います。
ラウンドロビンからは0スタートですし、人数も減るので予選の反省を活かして、しっかり打ち切れる、もしくは安定するラインを見つけることを重視していました。
ステップラダーは1Gマッチなので、大きな決断(ゲーム途中でのボールチェンジなど)をしなければいけない可能性も視野に入れて、強気で投げることと、先のことは考えずに、1フレ1フレ大切に投げていました
なぜだかいつもNHK杯はナショナルチームメンバーが上位に残らなければいけないと言われていたり、そういう雰囲気がありましたが、それに関してはどの試合でも同じなのになぁ〜と私は思っていましたね。
でも普段応援してくださっている方々が、テレビを通じてその頑張りを直接観ていただくことができるのでステップラダーに残りたい!その気持ちがプレッシャーになっていたことはあります。
プレッシャーを感じるのはいいことだと思っているので、いつもプレッシャーと共にステップラダーに残るために全力を尽くしていました。
今ではそんなプレッシャーや、中々打てなかった予選など、NHK杯全ての瞬間が思い出です。
スウェーデンでも頑張ってください。
ありがとうございました。
最後 ファイナルボスこと斎藤祐太さん
第51回大会優勝
当時は実業団の星、ナショナルチームメンバー新畑雄飛さんとの対決で優勝して現在はプロボウラーとしても活動しいるファイナルボスこと斎藤祐太さんです。
シリーズごとに必ず合う時合わない時が出てくるので、どんな場面になっても慌てないことです。
今年は僕も参加するので公にしたくはないんですよね。
手の内は明かさなくてもいいですよ。
まず○○が○○〇ですから○○しがちなので○○な○○は○○なので○○○○です。
これが上位に行くチャンスだと思っています。
ちょっとだけ言っていい?
では優勝した時の心境など振り返ってくだ さい。
その自信を持って投球し続けたこと が優勝できた要因だと思います。もちろん優勝するつもりで出場してはいますが、いざ優勝してみると信じられない気持ちでいっぱいだった気がします。
それなのにいろいろと教えてくれてありがとうございました。
解説席からの視点、選手の視点、優勝者の視点 から、お話を聞きました。そして皆さんの視点 をプラスして、ご観戦ください。
今年もきっと熱い熱いNHK杯になることで しょう。
JBの齋藤良太郎専務の筋肉チェックも忘れないようにしないと!
もう一回お知らせ
【NHK・Eテレ】
女子・男子優勝決定戦
実況生中継
5月19日(日) 15:30~17:00(予定)