前回の続き
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お茶処の新狭山で大学生ボウラーとあれこれトーク
ボウリングは様々な世代で楽しめるのが魅力のひとつ。ただし今回向かった先は大学生の大学生による大学生の大会が毎年2月に開催されていますので行ってきました。過去に2回取材に行っていますが前回取材時から4年が経過しており投球しているメンバーもだいぶ変わっているであろうということで、まだ会ったことないボウラーや注目ボウラーに話を聞いてきました。合計で6人の話を聞いていたら記事が思いのほか長くなったので大会上位者の声や模様はこの次に触れまーす
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新狭山グランドボウルで行われた第51回全日本大学個人ボウリング選手権大会
前回記事ではついつい大学生と話し込んでしまい大会の雰囲気を伝えるスペースがなくなってしまいましたので今回は上位入賞者の声と大会の雰囲気をお伝えしようと思います
大会の雰囲気
当然なんですが選手は大学生しかいませんし、基本的な運営も学生たちでやっているそうです
この手書きの感じが良いね
投げながら交代で運営もやってるそうです
ガンバッテー
投球している選手たちを見てみると投げ方も目一杯身体を使って投げる選手や、両手投げ、オーソドックスなスタイルまで個性あふれていて見ていても飽きません
バックスイング
どこまで上げるんだー
ってボウラー多いです
※おそらく九州にいるハイバックスイング好きな女子にモテます
レーンの左端から
↓
ガターギリギリまで責めて
↓
ぎゅーんって
↓
鬼曲げボウラーがいたり
思わず拝んじゃったり
思わしくない結果でも気持ち切らさないようにしてるボウラーだったり
うーーんてなっちゃたり
クスってしてしまったり
いぇーーーいだったり
とにかく感情が表情に出たり、心の喜怒哀楽を体で表現する選手が多い
この辺が俺が失ってしまった若さなのか…とか考えていると
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ギリギリ間に合った!
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どーなの?
↓
あーー
惜しかった
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東野桜子
東京医療保健大学
276点で自分新記録だそうです
おめでとーーー
時間を一気に進めます
はーい
今回もゆっくりしてると記事長くなってしまうのでいきなり最終ゲームまで飛ばします
第51回全日本大学個人ボウリング選手権 男子の部
なんと男子は大逆転劇となりました
前日の予選で783、742、741、731、12ゲームトータルで2997点(アベレージ249.7)とんでもないスコアを記録した増井陸選手
2位と250点以上の差をつけていて、しかも全シリーズ700アップという絶好調ぶりから見ても今回の優勝は彼だろうと言われておりました
しかし!
最終日の準決勝前半を784点、準決勝後半を740点と猛追する選手が現れた
決勝の1ゲーム目も269点、2ゲーム目238点、そして最終ゲーム258点の765点を打ち21ゲームトータル4950点で大逆転した選手がいます
それが彼
↓
わー
ごめんなさい!
タイミング合わなかった
もう1枚
↓
優勝 古畑和輝 東京経済大学 2回生
優勝おめでとうございます
めちゃくちゃストライク出してたし凄いスコアでしたよね
ボウリング歴は長いんですか?
そのころ高校対抗で優勝はしているんですがボールを曲げたくて大学1年の時に両手投げに転向しました
2年生ってことは1年くらいでこんな投げられるようになるんですね!
やっぱり全然違いますか?
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もーどうにもならん!って時のお役立ちアイテム
よっしゃ~今日も練習すっか‼ って気合い入れて投げ始めたは良いけど ・ ・ ・ レーン遅くて玉が曲がり過ぎちゃうよ~ ってあるよね? ↓ 投げても投げても裏まで行っちゃう こうなった時 ...
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ちなみに大学卒業してからもボウリングは続けますか?
またどこかで会ったらお話ししましょうね
ありがとうございました
第51回全日本大学個人ボウリング選手権 女子の部
一方女子は混戦なので決勝スタート前から触れたいと思います
予選12ゲーム、準決勝6ゲーム、合計18ゲーム終了した時点で100ピン以内に5人の選手がひしめき合っています
1位 伊勢川華愛 3910点 Av217.22
2位 工藤ひかる 3889点 Av216.05
トップとの差21点
3位 向谷優那 3882点 Av215.66
トップとの差28点
4位 高良綾音 3838点 Av213.22
トップとの差72点
5位 泉宗心音 3835点 Av213.05
トップとの差75点
残りは決勝3ゲーム
手に汗ニギニギな女子決勝戦
ここまで18ゲームを消化し残りは決勝3ゲームです
1ゲーム目はトップの伊勢川選手が151点、工藤選手170点、高良選手184点とスコアを落としてしまう
対して向谷選手214点、泉宗選手201点となり大乱闘スマッシュブラザーズ並みの激戦!
残り2ゲーム目が離せません
2ゲーム目は向谷選手が258点、泉宗選手が225点、以下3選手は200点を切ってしまった
20ゲーム終了時点では、1位向谷選手4354点、2位泉宗選手4261点、3位伊勢川選手4260点、4位工藤選手4244点
残り1ゲームで93点のリードを得た向谷選手が断然有利な展開
だが!
ポケットにボールを集めるもののストライクが続かず苦しい展開が続く
逆に泉宗選手と伊勢川選手の二人は序盤からストライクを連発
そして10フレーム
もしスプリットが出てしまうとひっくり返る可能性が高くなってしまう向谷選手の1投目は惜しくもストライクにならず
ここで逆転の可能性が出たのが泉宗選手
パンチアウトすると逆転
会場のみんなが見守った勝負の1投は残念ながらスプリットとなってしまい勝負あり!
優勝 向谷優那 日本経済大学 2回生
最終ゲーム前の258点で決まったと思ったんだけどなんだかんだもつれましたね
私計算してなかったので最後の最後までわからなかったです
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私の中でお姉ちゃん偉大です
お姉ちゃん上手ですもんねー
じゃまずお姉ちゃんに一歩近づいたので今後の目標教えてください
やっと終わったんだもんね
勝利の余韻を目一杯堪能してください
また目標が決まったら教えてくださいね
競技終了~表彰式まで
競技が終わると毎回恒例となっている上位入賞者の写真撮影があります
レーン側から撮影できるので我々メディアにとってありがたい時間
こんなとこから
↓
こんな風に撮れます
なかなか撮影する機会が少ない前からのショット
カッコいいよねー
なんて思っていると
↓
松Pがなんかやってるので
あとから聞いてみよ
表彰式まで時間があるっぽいので一言聞いてみまーす
男子の部 準優勝 増井陸 千葉工業大学 3回生
決勝で古畑君が打っていたので自分は決勝700点くらい打ちたいなって思っていたのですが、途中の2回のイージーなスペアミスを引きずったまま最終ゲームを迎えてしまったのがいけなかったです
ボールも前日までよかったボールを引きずってしまったので、今日合うボールをもっと早くから投げるべきでした
このあたりを反省してこれからも頑張試ります
男子の部 第3位 近藤雄太 岡山商科大学 3回生
今回は周りが良く打つなーって思いました
あれ?
髪の毛上げてみてくれるかい?
あー!やっぱり
↓
2016年の高校選手権の時髪型イジッった子だね(笑)
懐かしーなー
女子の部 準優勝 泉宗心音 聖カタリナ大学 2回生
最終ゲームの10フレーム全部持ってきたらワンちゃんあるって思いましたが、今日は大事なところでスプリットに泣かされてしましました
私も20歳になったので強かったころの自分を思い出して頑張りたいと思います
女子の部 第3位 伊勢川華愛 和歌山大学 1回生
準決勝の2回目はついていけたんですが決勝はドキドキして150してしまいました
でも届かないと思ったけどやれることをやろうって思って頑張りました
目標は全日本とか国体とか大きな大会で優勝したいなって思っています
表彰式も不慣れながら学生たちで行っていました
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個人的に気になったのが
彼たち
表彰式の20分くらいずーーっと動かずに大きな旗を持っていました
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選手以外だって頑張ってます!
そーいえば松Pが写真撮ってたやつなんだろ?
どうやら
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を
開催していたようです
写真フォルダの中にこんなのがあった
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こんなのも
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あはははははは
変顔大会になってるじゃん
大会終了
蛭田省吾委員長のあいさつで全日本大学個人選手権は終了となりました
選手はもちろん、大会の準備や運営に携わった学生たちも手探りながら成績発表しているのを見たり、大学生たちのボウリングを見ているとおじさんは妙に心が熱くなってしまいました
同世代が集まっているから小さい時からライバルだけど大会が終わればみんな仲良しでいい雰囲気でした
ほんと良い笑顔!