良い子のみんな~
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こんにちはーーーー
\(^0^)/
今日はみんなに今さら聞けないボールのお話をするよ~
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ちょっと難しいところもあるかもしれないけど
頑張ってついてきてね♪
みんなはさぁー
PAP
(ピー・エー・ピー)
って聞いたことあるかな?
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Pを付け加えると
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- 良い子のみんなは踊りながら読んでね
では、本題に移るよー
ボール紹介動画を見ているとPAPから◯◯インチの所にピンを持ってきましたーって説明やコメントを耳にすることがあるよね、ドリルするお兄さん達はボールのレイアウト(ピンマークなどの配置)をする上で起点となるのがPAPなんだけど、初めて聞いたってお友達も多いよね、このPAPとはPositive Axis Point(ポジティブ・アクシス・ポイント)の略でボールの1回転目の回転軸のことを差しているんだ
回転軸ってなぁ~に?
回転軸と言われてもよくわからないお友達がほとんどだと思うけど実はカ~ンタン、身近な物でいうとみんなも遊んだことがあるコマを思い浮かべてみよう
コマの中心にクルクル回っている棒があるよね、このクルクル回っている棒のこと
理科チックな表現のほうがわかりやすって言うお友達は以下の囲った部分を読んでみてね、ちなみに和義お兄さんは読んでるとボーっとしちゃったよ
※難しい表現が苦手なお友達はグレーの部分は堂々とスルーしようね
物体が1つの定点のまわりに一様な回転運動をするとき、その点を通る特定の直線上の点はまったく動かない
この定直線を回転軸という
任意の回転運動は瞬間的な微小回転の継続的な加え合せとみなすことができ、個々の微小回転の軸を瞬間回転軸という
回転軸が物体の3個の慣性主軸のどれかに一致するときは、回転運動中に軸の方向を変えようとする偶力が軸に働かないので、慣性主軸は自由軸とも呼ばれる
1つの自由軸のまわりを回転している物体について軸方向を少し変えてやると、3つのうちの2つの軸では軸の方向をもとに戻す偶力が働き、他の1つの軸では軸の方向をますます変えるような偶力が働く
前者の2軸を安定軸、後者を不安定軸という
機械の回転部分をなす動輪、プーリー、歯車、カムなどでは安定軸を回転軸にとる
ボウリングのボールも回転しているので当然回転軸は終始存在しているんだけど、レーンの摩擦やコアの影響を受けて回転軸の場所は変化していくんだ、そして今回のテーマであるPAPはボールがリリースされた直後の1回転目の回転軸の事を表しているんだよ
オイルが多い所を投げて帰って来たボールをよ~く見ると何本かのオイルが筋状に付着して来ることあるよね、親指の穴に一番近いオイルの筋をファースト・トラック(1回転目)と言うんだ
さー恥ずかしがらずに言ってようね!
↓
はい
ご一緒に!
せ~の
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ファースト・トラック!
このファーストトラックの円周の中心にPAPがあるんだよ
↓
だいたいこのあたりだね
↓
自分のPAPを自らの手で知りたいと思ったお友達はマッチメーカーの記事を読んでみてね
ちなみにけっこう大変だぞ~
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自分にマッチしたボールを探してくれる便利アイテムの使い方徹底解説
巷で噂のストームマッチメーカー
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PAPの探し方は付着したオイルから導き出す方法や、下のように実際に投球してリリース直後にテープがぶれない場所を探すんだ
ちなみに自分じゃ見られないからお友達に見てもらおうね
PAPはなんのために必要なの?
ではPAPはなんのために必要なのか説明していくよ
みんなのボールにも必ず付いているピンマーク
コアの頭はココにあるんだよ~って目印
ボールを割ってみると
↓
こんな風にコアとかウェイトブロックと呼ばれる塊が入っているよ
その真上に突き出た棒がピンマークなんだ
このピンの場所(コアの傾き)をボウラーの経験や要望、球質、レーンコンディションを想定して穴を開ける場所を決める
これをレイアウトっていうんだ
聞いたことあるお友達も多いんじゃないかな?
レイアウトする時にPAPからピンマークまでの距離(コアの傾き)がとっても大切になってくるってわけさ
例えばこんなコアがあったとするね
↓
PAPからのピンまでの距離を変えて回転させるとどうなるか見てみようね
例1 PAPから90度の角度 距離でいうとPAPからピンまで6と3/4インチで穴あけした場合
コアはPAPに対して90度に回転しているのがわかるね
「コアを立てる」と表現する事もあるんだけどボールは直進しやすくなるんだよ
例2 PAPから45度の角度 距離でいうとPAPからピンまで3と3/8インチで穴あけした場合
コアはPAPに対して45度で回転しているよ
90度と比べるとコアが暴れているのがよく分かるね
こうなるとトラックフレア(ローリングトラックの筋)がたくさん出て向きを変えようとする力が強くなるんだよ
例3 PAPから22.5度の角度 距離でいうとPAPからピンまで1と11/16インチで穴あけした場合
コアはPAPに対して22.5度で回転
45度よりも安定しているけど90度と比べるとコアは寝ているよね
このようにレイアウトするとボールは強烈に動かないけど手前から少しずつ動いていくんだ
みんな~少しは理解できたかな?
このようにボール内部でコアの傾きをどのくらいの角度にするのか?
PAPがわかっていればピンまでの距離(コアの角度)を正確に決められるんだよ
PAPの位置を数値にしておこう
点であるPAPの位置を数値化して表す方法は決まっているんだ
数値化とは
↓↓↓↓
「右に5インチ×上に7/8インチ」
こんな感じでデータとして保存するんだよ
ボウリングにおける計測数値関係はインチで表しますよ
数値化の方法
では例として実際に投球してテープがぶれない場所(PAP)が見つかったって所から始めるよ
※四角いテープの中心がPAPだよ
step
1中指と薬指の間からから親指の中心まで真っ直ぐに線を引くよ
こんな感じだね
step
2中指と親指の中心の所から直角に線を引くよ
2本の線が交わった点をグリップセンターというんだよ
step
3テープの中心のとこで直角に線を書いたらでーきあがーりー
※テープが貼ってある中心に線を書くんだよ
step
4あとはグリップセンターから横に引いてある線とテープ(PAP中心)の所で交わる線の距離を測って完成だ
PAPの場所を数値で表すと
右に5インチ×上に7/8インチ
とか
5×7/8up
って書くんだよ
「横線の距離」×「横線からPAP間の縦の距離」
PAPは自分でもわかるようにメモをしておこうね
ボールを買おうかなって思ったら現在所有しているボールのラインナップ、希望や要望などをドリラーに伝えてどのボールを買うかを相談しようね
何を買うかが決まったら次の段階は「どのようにレイアウトするのか?」を決めるよ
多くの場合はショップやドリラーに完全おまかせの方も多いはず、是非ともこういった事を元に自らこうしてみよう、あーしてみようかと言った事を考えると更にボウリングが楽しくなっちゃうでしょう!
ショップやドリラーに任せっきりな場合は施術されたレイアウトのボールの特性の話や「なぜこのレイアウトなのか?」「こんなコンディションの時に良いけど、こんな時はダメ」など細かいところまで説明をキチンと受けましょうね
所有しているボールのラインナップとレイアウトのコンセプトがわかればレーンコンディションに合ったボールを見つけやすくなるんだよね
そのために必要不可欠なのが「PAP」
自分のPAPがわからない、調べたこと無いお友達は
元気よくドリラーのお兄さんに言ってみよー
↓
もし調べてもらえない場合やそのレイアウトにおけるボールの説明をめんどくさがる人の場合
絶対そのお兄さんには頼まないほうが良いかもしれないよ
最後に技術の向上に伴い回転方向や回転の傾き具合が変化して行くボウラーがほとんどです
そうなった場合は当然PAPの場所も変化していることが考えられるので年に1回位はPAPを再計測することをオススメいたします
良い子のみんな~
わかったかな~?
また会おうねーー
ちなみにピンからPAPまでの距離の事を
PPAP
って言うのさ
本当