ダメだった!
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本日9月28日はオリンピック・パラリンピック組織委員会による2020年東京五輪の追加種目追加検討会議と理事会の日、先ほどこの検討会議と理事会が終了し国際オリンピック委員会(IOC)へ提案する種目が発表されました
IOCは来年8月ブラジル・リオデジャネイロで開かれる総会で追加種目を正式決定する予定としています
今回決定した種目は↓
- 野球・ソフトボール
- 空手
- スケボー
- スポーツクライミング
- サーフィン
われらボウリングは・・・・
残念ながら不採用
と言っても、ボウリングは落選濃厚と事前にガッツリ報道されていました
この結果を受け、全日本ボウリング協会(JBC) 武部勉会長は先ほどJBC事務所にて記者会見を開き以下のコメントを発表
記者会見フルバージョン
会見終了後の武部会長がw
以下武部会長のコメント
- 本日午後、東京五輪の追加種目が発表されました。
しかし残念ながら私達の悲願ボウリングはチャンスをつかむことができませんでした。 - 百万人を越える署名を集め、期待をかけてくださった皆様にまことに申し訳なく存じます。現時点においてなぜボウリングが選ばれなかったのか理解も納得もいきません。
- 東京五輪パラリンピックは、東京だけではなく日本列島各地から燃え上がる祭典にすべきであります。
- ボウリングが東京五輪パラリンピックの競技種目に選ばれれば、北は稚内から南は石垣まで全都道府県にあるボウリング連盟組織が動き、一千近い全国のボウリング場から明るいオリンピックム ーヴメントが生まれ、列島再起動の気運とともに地方創生が可能になり、新しい日本が始まると確信し、私達は運動をつづけてきました。
- 老いも若きも女性も男性も、障害を持つ方々も国民から「生涯スポーツ」「交流スポーツ」として最も親しまれているボウリングです。それだけに追加種目に入ることがかなわず東京五輪パラリンピックへの夢に届かなかったことの「無念さ」が残ります。
- しかし、私達はこれからも次のチャンスへと必ず継いで挑戦し続ける所存ですので国民の皆様、とりわけボウリングを愛好し、応援して下さっている皆々様に是非これからもボウリングに対するご理解をお寄せいただきたくご支援くださいますようにお願い申し上げます。
武部会長は「なぜボウリングが選ばれなかったのか? 私どもは理解できないし納得出来ない、信じられない!」と強調し終始残念との思いが伝わる会見でした
100万人以上の署名を集めた以上、説明責任もあるのできちんと選考の理由を説明してもらうと語っておりました
今回の検討、選考に関しては本日の決定日を待たず、「組織委員会関係者」からの話とする一部マスコミの報道がされていた事から、既に5種目に絞られていた可能性等が否めない事や選考の透明性に対しJBCが組織委員会に不信感を示した経緯がありますので、この5種目選考に関して何らかの説明報道が近くされるのではないでしょうか
今回だけじゃないんだよ
今回の決定を受け、2020年のボウリングのオリンピック種目入りは一先ず無しとなった訳ですが、オリンピック自体は4年に一度必ず訪れる催し、20年の日本開催分の候補に上がった動きの中で、世界ボウリング連盟ケビンドーンバーガー会長を筆頭に、世界中のボウラーならびに企業がバックアップしてくれていた事実があります
2020年以降の開催国でボウリングが候補となり晴れて採用となる可能性は十分にあります
その際に今度は日本のボウリング界が最大限のバックアップが出来るよう業界一丸となり、その国の選考を後押し出来る体制作りが以後必要となります
懸念するのは5年後のBIGイベントに期待をしていたボウリング場や関連企業の方達のモチベーションがダダ落ちし今回の結果にて心が折れないかです
ぶっちゃけNAGEYOもちょっと凹みました!自暴自棄になりそうにもなりました(嘘)
オリンピック競技になったからといって業界にバブルが起きることが確約されていた訳では有りませんが、少なくとも多少の期待を抱きモチベーションとなっていた方はそれなりに居たのでは無いでしょうか?
会見中の武部会長が例えていた、「ローマは1日にしてならず!」
「カーリングは公開競技で4回、ボウリングが正式種目にチャレンジしたのは今回初めて」
1回2回じゃすんなり行かないのも当然だよと諭してるようにも聞こえました
また、「この無念さをバネにして、次へのステップとして次へつなぐ努力をしてこう!」とも申しております
是非とも心折れずこれから先を見据えて踏ん張って欲しいと願います
既存抱えている下火状態は策を持って本気で取り組めば独自の進化を遂げ再度ボウリングフィーバーは可能と確信しております
ハードの面、ソフトの面、そもそもの考え方、やり方、見せ方、などなど他種目の良いところを大いに取り入れ取り組んで行こうではありませんか
こうなったらさ(・∀・)
Youやっちゃおうよ!
こうなったらいっそうの事、2020年オリンピックイヤーに本家オリンピックの裏側で世界を巻き込んだ世界大会やっちゃいたく無いですか?
世界のボウリング業界一致団結企画
裏のオリンピック
で
裏リンピック
(・∀・)
この際なので世界ボウリング連盟ケビンドーンバーガー会長と武部会長の音頭頂き、
このお二方↑
各国と同時進行にて2019年までに各国が代表を選出、日本に関してはJBC武部会長が訴えていた誰でも参加できる10万人予選にて代表選出、そしてオリンピック開催と共に開催、更に正式種目に採用されるまでの間、開催国を裏からついていくちょっと凸った企画
今回、時を同じく不採用となった武道、スカッシュ、もいっしょにやれば本当の
如何でしょうか?
ぶっちゃけこんな企画開催するには強い心と結構な金が掛かります
したがって世界規模のカツアゲ・・・失礼しました・・・世界規模の関連企業からの出資を募り、対価を返せる内容を用いた一般企業からの広告プログラム導入、一般個人からも出資を受け付けられるプログラム導入、各種専門の業者を適所に配置し、予算無いからと言う理由で素人が賄う事など絶対無い、使うところにはちゃんと使う運営で成功させる
とりあえず国内ボウリング大手の企業さん、そしてボウリングを愛するボウラーのみなさん如何ですか?
やっちゃいませんか?
本当に実現出来るかは別として興味あればコメントorお問合せより連絡ください
武道と、スカッシュの偉い方もこの案どうですか?
(・∀・)
2015/10/07 追記
10月6日JBCは公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の武藤敏郎事務総長へ一連の選考過程を確認するための質問状を提出した事を発表しました
10月13日正午までに組織委員会として公式回答と出来れば面談による説明機会求めております
以下質問状原文(クリックで拡大します)
会見終了後の武部会長の「残念だな~」の連呼が時より思い出してしまう今日このごろ、今後不採用の結果が覆ることはまず無い事ですが、このJBCのアクションにて何かが足りなかったが故に落選したか「何か」のヒントを得る為にも是非説明頂きたく思います
得たヒントを今後反映できるか否かはこのボウリング業界次第ですから方向性や施策等、内部ネットワークの確立や協力体制の確立など整備が今後必要では無いでしょうか?
2015-10-13 更新
先ほど、10月6日にJBCが公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の武藤敏郎事務総長へ提出した質問状の回答について【ご報告】とのリリースがありました
JBCが求めた回答期限を本日(13日)迎え、組織委員会からの回答は公式見解の回答は無かったとの事です
しかし
↓
組織委員会 より電話 で「近日 中に面談 にて質問 に回答 する機会 を設けたい 」 との申し入 申し入 れがあ り、 これを受けることといたしました。
転載:JBCプレスリリース
とのことです
選考の結果が覆る事はまず無いですが、この面談にてこれから先、ボウリングの未来にとってプラスになる物を見い出せる事を祈ります
以下質問状原文(クリックで拡大します)
2015/10/29 更新
JBCが東京オリンピック・パラリンピック組織委員会と21日の面談の結果をプレス発表されましたのでお知らせいたします
参加者は↓
■組織委員会■
布村幸彦副事務総長、中村英正 CFO・事務総長室長・企画財務局長、村里敏彰国際渉外・スポーツ局長
■JBC■
齋藤良太郎専務理事、曽我勝巳常務理事、吉岡英隆
ボウリングが選ばれなかった理由をまとめると以下の3点との事
- ■追加種目選考の主要原則に従い、「東京・日本での盛り上がり」を期待する競技、「若者へのアピ ール」を期待する競技とに分けられた
- ■ボウリングは野球・ソフトボール、空手とともに「東京・日本での盛り上がり」を担う競技として議論された
- ■選手 500 人枠に収めるにあたり、野球・ソフトボールと空手が、評価の高さから検討委員の総意で選ばれたため、ボウリングは選ばれなかった
転載:JBCプレスリリース
詳しくは原文を参照ください
ヤハリ「若者へのアピール」と言うのが1つありますね、日本のボウリング市場で正直な所言ってしまうと若者は居ないです
「日本での盛り上がり」に関しても騒ぎ出す層が一定数必要ですのでヤハリ若者層は重要な要素なのだと感じました
NAGEYOのユーザーを解析、FBのユーザー解析、TWのユーザー解析しても極めて少ないのがデータでわかります
今年はストーム社のUNDER22が有りましたが、イベント的なのでスグ思い付くのは御長寿、いい夫婦・・・
そもそも若者を意識したモノ作りが無いに等しい、この選考期間ボウリングがTVで結構な数露出しましたが、見てた感じで言うと多くが高齢ボウラーの競技風景が混じってる物だった気がします
若者の意識を向けたい思いが有るオリンピック側とお年寄りから子供まで幅広い年令層でみんな出来るよと言い続けた国内ボウリング界、そもそもココで温度差あったのは間違い無いでしょう
実際競技としてボウリング!と叫ぶ若い層が少ないのは間違い無いです
ボウリングのイメージ=オッサン
スタイル面であったり、ファッション面であったり、若者が興味を持ち競技としてボウリングに惹かれる要素が見当たりませんし、ピチピチ感が本当に乏しい
今後若者へPRする事に重きを置くのであれば、特に極めて人口の少ない女子向けに東京ガールズコレクションタイアップとかそういった取り組みって必要なのでは無いでしょうか?
ボウリングスタイルでランウェイを歩いたら世の若い女子たちの見る目も変わってくる事でしょう
ただ大会見に行くと思う既存のロゴ・ロゴ・ロゴ、同じ、同じ、同じ、えっ、それマジすかw、な状態じゃ厳しと思いますが
また、是非取ってみたいアンケートのお題があります
「22歳以下の競技ボウラーへ質問、ボウリング始めたきっかけは?」
- A幼い時からやってるから
- Bバイト先でやり始めた
- Cカッコいいから
- C遊びに行ってハマった
- Dその他
Aがダントツで多い気がしてなりませんしCが極めて少ないと感じます
Aが多かった場合完全に親等の影響で始めた訳で、若者が自ら踏み込んでない所が問題です
一方スケボー等はCが多いのでは無いでしょうか?
かく言う筆者も中学時代スケボー、BMX、サーフィンがとてもカッコ良く見え一生懸命練習に励んだ思い出があります
派手なトリックに【凄い】と感じ【ファッション含めスタイル】にカッコ良さを感じた次第です
今後業界の若返りを目指すなら若い考えを採用する動きが必要ですし、若手が発言できる組織づくりも必須のはずです、各団体平均年齢が高い所から改善しませんか?
10代、20代、30代、40代、50代と満遍なくバランスの取れた人員配置が出来れば柔軟なアイデアも必ず出るはずです、そして年長者がアイデアに対しイメージ沸かないからと言ってすぐ却下する事無いよう学ぶ姿勢も大切になってきます
今回のこの回答を読み、ぶっちゃけ委員会が重要視してた所が明確になり、そりゃボウリング惨敗だわと頷ける回答だったと私は感じます
今後いい意味で発展出来る事を期待します