皆さん、ボウリングの調子はいかがですか?
最近調子悪い
スランプ
なかなか上手くならない
リーグのアベレージが上がらない
大会で上位にいけない
思ってるように投げられない
んー、悩みは尽きないようです
絶好ちょーです‼︎
なんて方あまりいないですよね
もう絶対上手くなってやるーーーーー!
と思っている皆さんにプロボウラー5人+1の
「あなたは今までで1番強く上手くなりたい!と思った時に何をしましたか?」
をご紹介します
では、いってみよー
テーマ 「練習」
いしい つとむ
学生の頃からスポーツ関係の仕事に就きたかったし、もともといろんなスポーツを観たり自分でもやったりするのが好きでプロの世界ってどんな思考を持った人達の集まりなんだろう?
その世界を知ってみたいと比較的直ぐになれそうな(笑)
プロボウラーになろうと決めてマイボールを作りましたが予想より難しくて3回目の受験で合格できました
大会で結果を出したい!
上手くなりたい!
と思ってやったのは……練習です
あまり練習する方ではありませんでしたが難しいオイルコンディションを作って投げたり、打っている時のイメージを掘り起こしながら投げたり、必ずテーマを持って練習しました
そして毎日投げてゲーム数をこなし体に慣らしていきました
投げる量が多いと体の隅々まで感覚が研ぎ澄まされていく感じがします
毎日練習して全て賞金を取った訳ではないですが練習しないで賞金を取った事はありません
テーマ 「曲げる」
神田勝也
かみだ かつや
沖縄でアマチュア時代、一緒に投げていた外国人さんにぜんぜん勝てませんでした
その人がメッチャ曲げてたんですよ
強くなるには曲げなきゃダメだって思いました
当時はメカテクターを付けてたんですが外してその外人さんに教わったら回転はすぐにかけられるようになりましたが安定して曲げられるようになるまでに2年くらいかかりました
曲がりは必要かって?
曲げるとピンは倒れますよ
曲げ方やコツは人によって違いますが僕が表現するとしたら、手のひらからボールをこぼす
テーマ 「PBAの動画を見る」
松本優一
まつもと ゆういち
早稲田大学
学生連合
マイボールを作った時から両手投げでした
当時(10ヶ月前)は両手投げの日本人プロの映像がなかったので手本は必然的にPBAだった気がします
YouTubeもほぼ見ました
そもそもボウリングの情報は野球やサッカーに比べて圧倒的に少ないし、その中でも両手投げの情報は少ないように思いました
自分の動画を見て視覚的にボウリングを勉強しましたが結果的にやっぱりプロボウラーに習おう、コーチが必要だとわかりました
でも動画を見ることは予習になったと思います
今は両手投げのプロもいて情報もだいぶ増えましたね
テーマ 「ドリラーを変える」
岡田郁子
おかだ いくこ
プロボウラーになる前はOLをしていて普通のお客さんでした
マイボールは持っていましたが「ボールを開ける人が変わったら何か起きるのではないか?」と思い、最初の師匠である稲垣桂介プロと半井清プロが仲が良かったのとプロショップナカライがオープンして、その宣伝を見て「有名な人なんだ!」と思い紹介してもらいました
半井さんのドリルでボウリングが劇的に変わり、いつでもリクエスト通りのイメージのボールをドリルしてくれたので凄い人に巡り会えたと思いました
今の私のボウリングとドリルの原型です。 今でも投げ方のチェックをしてもらいますし誰かに教わることは大事です。 半井プロも師匠的存在ですし恩返ししたいと思い続けています
テーマ 「自分の投球動画を見る」
かせ かずみ
チームスペースウォーズ
コーチの言った通りにやっていれば、いつか良くなってボウリングが上手くなると思っていましたがなかなかそうはなりませんでした
私は教わっている事ができているのか?
やっているのに上手くいかない……
そんな時が長く続きました
頭で考えている事と実際の体の動きを理解したいと思い、どんな風に動いているのがコーチの言う良い投げ方で、どれがダメなのか自分で自分を見てみようと動画を撮りました
動画を見て思っている事(頭)と体は同じではなかった事がわかったんです
初めて見る自分の投げ方は「私ってこんななの?」って衝撃で、もう二度と見たくないってくらいでしたが向き合わないと何も変わらないし嫌だったけど見るしかなかったです
出来ない事や新しく取り組む時は自分の投球を客観的に見るのは必要ですね。 自分で自分を知る事はとても大事な事だし以前よりコーチの言っている事も理解できるようになりました
テーマ 「なるべくボールに触る」
福地信之
ふくち のぶゆき
初めてプロテストに落ちた時に、もっとボウリングに触れていないとダメだと思いました
ボウリングに関わる時間が少ないと思い、時間が許す限りボールに触っていました
とにかくボールに触る
家にもボールはあったし、練習中にそのまま寝てしまった事もありました
フォームや球質ではなくボールとの一体感こそがプロへの第一歩だと感じていた気がします
練習もしましたがボールにずっと触っていたいと思ったし触っていると上手くなる気がして、それで気が付いた事も沢山ありました
結局そこから何度も落ちて12年かけて10回目のテストで合格しましたがプロになった年は1日最低でも10ゲーム投げる事を半年ほど続けました
今もボールに触る時間が短すぎてイライラする日々を過ごしています
いかがでしたか?
上手くなるには練習するのが当たり前ですが取り組み方や方法は人それぞれですね
悩まず自分の思い通りに上手くなる人はいないと思います
誰でもスランプになって悩み、研究したり相談したり、それでも上手くいかなくて時には辞めようと思ってしまう時もありますが上手くなりたい!と思う事、そして行動する事が上達の第一歩です
1番良くないのは下手だとか才能がないと自分を決めてしまうこと。 上達のスピードや方法は個々で違います
上手くいかない時にこそ、小さな事でも1つのストライクやスペアに出来た!と自分を褒めてください