ボウリングの醍醐味はなんといってもストライクですね
最近の女子プロでも男子プロ並みのストライクラッシュ
私がデビューした29年前とは違ってきました
私が女子のボウリングが変わったと思うきっかけになった女子プロボウラーを紹介します
そのボウラーとは今年プロ生活10周年迎えた
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板倉奈智美プロ
・14歳からJBC入り
・ワールドカップ優勝
・NHK杯2連覇
・2003年にプロ入り
・現在まで優勝7回
この素晴らしい戦績と共にプロ生活10年目の彼女
デビュー時の彼女は一番に、ボールが速い上に強い
コンディションを掴んだらもう止まらないストライク
以後の活躍が目に浮かんだのを憶えています
今振り返ると、上に記載した彼女のタイトルの数々が見えてたのかも
そんな勝ちを量産する彼女に起きたアクシデント
5年ほど前に疲労から肘を故障
このアクシデントを経て現在復調の兆しを見せる彼女にボウラーの怪我について聞いてみます
- 松:
- 日常生活もままならないほど悪化したって聞いてたけど最近調子良さそうですね?
- 板:
- はい、今年の千葉オープンくらいからスイングしても痛くなくなりましたね
- 投げられない事で落ち込んだ時期もありましたが練習量も減らして針治療や整体に通い、
- 投げられないなら体を作り直そうと思いジムへ行っていました
- 松:
- 千葉オープン14位おめでとう!
- 私も10年くらい前に投げ過ぎで右鎖骨を疲労骨折してしまい何年も治療してたけどヘコむよね
- 休めば良いのにボウリング出来ない分動く所は鍛えておこうって、ウォーキングや下半身のトレーニングを敢行
- 結果この敢行が無理をしてたと反省・・・
- 板:
- 些細な痛みでも我慢しちゃダメですね
- 私は肘の痛みが出た時すぐに休まなかったので再発して膝も故障してしまいました
- 休む勇気がなかったんですよね
- 松:
- わかるー!
- 自分だけ取り残されちゃうんじゃないかって休めないよね
- 板:
- 完投できないトーナメントもあって、正直このままフェードアウトして辞めてしまってもいいかな・・・
- なんて思う時期もありました
- そんな時闘病していた母から「辞めるのはいつでもできるから、もう少し頑張ってみたら?」と言われこの言葉が支えになりました
- 松:
- お母さん元気な時は応援に来てたもんね
- 板:
- 最近はスイングも振れるようになってスピードが出過ぎちゃうくらいです
- 松:
- ずいぶん回復したんですね
- 良かった、良かった!
- 私:
- 最後に最近の好調具合をポーズで表現してください
板:
- 松:
- 力強いショットいただきましたー
力強いポーズで〆て頂いた板倉プロの腕で存在感を出してる黒いヤツ
彼女曰く「筋肉の負担を軽減するサポーター、投げる時に楽になりますよ(・∀・)」との事
プロスポーツ選手の多くが愛用しているチタンブレスで有名なファイテン社のサポーター
怪我で苦しんだ板倉プロも持ち味のスピードが出てくるまでに回復した背景にはこう言ったアイテムを相棒とした効果もあるのでしょう
彼女の今後の仕上がりに期待大です
今回お話を聞いて板倉プロと私の共通項は疲労時に休まなかった
その結果大きな怪我になってしまったと言うこと
キーワードは
「休む」
皆さんも投げ過ぎたかなと思ったら勇気を出して休んでください